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全体も細部も、楽しいバイクに


 
—— 製作頂いたグラフィックの中で、特に見てほしい部分などはありますか?

石井 全体の色彩は、特に力を入れたところですかね。僕らは普段から「原色」をあまり使わないようにしていて、なるだけその案件ならではの色合いを模索しています。

飯高 新型スクランブラーも、3種類それぞれにカラーや世界観があるので、それを踏まえながら、通常モデルと並べても違和感が出ないような色使いは意識しました。

回のグラフィックでも、独特な中間色やグラデーションが多用されている。

今回のグラフィックでも、独特な中間色やグラデーションが多用されている。


浅葉 あとは、やっぱり細部のデザインパーツにも注目してほしいですかね。所々にバイクのヘッドライトやステップ、Scramblerの「S」の文字とかが隠れていたり、近くで見てもいろいろな“発見”を楽しんでもらえると思います。

飯高 なにより、バイク好きではない人たちにも、デザインから「おっ!」ってバイクに興味を持ってもらえたらいちばん嬉しいですよね。

浅葉 今回デザインしたいろんなグラフィックを見て、「なんかバイクって楽しそう」って思ってもらえるのが理想だね。

横並びに作業をする3人の仕事場。

横並びに作業をする3人の仕事場。


石井 日本であることを意識したから、海外の人にも見てもらいたいですね。今回発信する日本の新しくて自由なバイク文化みたいなものを、少しでも伝えられれば。

飯高 ドゥカティの本国があるヨーロッパとかで、自分たちがデザインしたスクランブラーが走っているところを見れたりしたら、最高だよね。

渋谷の一角にあるグーチョキパーのアトリエにて、取材は行われた。

渋谷の一角にあるグーチョキパーのアトリエにて、取材は行われた。


浅葉 秘密にしようかと思っていたんですが、実はバイクラッピング のデザインの中に、グーチョキパーを表す「GCP」って文字も入っています。これはウォーリーを探せじゃないですが、ぜひイベント当日、実物で「GCP」も探してみてください(笑)。

10月25日。グーチョキパーの3人も登場する新型スクランブラー発表イベントに30名を限定招待!


 
「次世代の自由」をコンセプトにした新型スクランブラーの発表イベントが、10月25日(水)に東京タワー内のイベントスペース「RED TOKYO」にて開催される。

イベントではグーチョキパーの3人も登場するトークセッションも行われ、参加者にはグーチョキパーデザインのオリジナル限定グッズもプレゼントされる。

このイベントへ、オーシャンズ読者30名を特別招待!

そのほかにも、ビームスによる新型スクランブラーをイメージした次世代バイクファッションを提案するショーも開催される予定なので、ぜひご応募いただきたい。

(イベント詳細)
日時:2023年10月25日(水) 19時スタート予定
場所:RED TOKYO(東京都港区芝公園4丁目2−8 東京タワー 3階)
参加費:無料
応募方法:下記フォームより必要事項を記入して、応募をお願いします。(定員を超えた場合は抽選となります)
[問い合わせ]
ドゥカティ ジャパン
www.ducati.com/jp

佐藤 裕=写真 坂本遼佑、カストロ利樹=文 

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