OCEANS WATCH CLINIC●ここは時計好きな男たちが集まるクリニック。オーシャンズ世代の同輩にこれまで手にしてきた愛用時計を聞き、そのモノ選びのポリシーに合う次なる“処方箋”を提案する。
▶︎すべての写真を見る アントリム代表の小塚源大さんは、25歳の頃に時計の収集を始めた。
「同僚のアパレル関係者は大多数がロレックスを着けていて、それとは被りたくなかった。
あの頃、僕は時計の知識がほとんどなかったので先輩に相談し、すすめられるがままに購入したのが、カルティエの『パシャC』でした。
正直最初はあまりピンとこなかったのですが、お客様や先輩など目上の方に褒められることが増え、いい時計であることを実感できるようになりました」。
カルティエの『パシャC』
それ以来、ジュエラーの時計に魅せられた小塚さんは、5年ごとに時計を一本ずつ買い足している。
45歳のときに購入した「ラドーニャ」の着用頻度が高いそう。
「次に買った『サントス 100』は、カルティエのなかでもボリュームがある時計ですが、計算が行き届いていて僕の腕にもしっかりフィットします。
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