ちょうどこの頃、時計業界は空前の“デカ厚ブーム”でした。そこへのカルティエなりの回答が、このモデルに詰まっているんだと思います」。
![カルティエの『サントス 100』](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/44351/images/editor/c2f21e222b5f582cb1674dc5efb12a5e1c5b2d87.jpg?w=850)
カルティエの『サントス 100』
小塚さんはカルティエに固執しているわけではないが、いざ欲しい時計を探すと、カルティエにたどりつくことがほとんどだという。
カルティエ以外の時計で、唯一今でも手元に残しているのはエルメスの「ケープコッド」だという。
「僕はあくまでファッションアイテムの延長として時計を選んでいます。ときどき違うブランドのものを買うこともありますが、カルティエのほうが着用頻度が高いですね。
私見にはなりますが、カルティエはケースフォルムありきで時計を設計している。ファッションとも好相性な理由はそこにあると思います」。
![「タンク」をはじめ、カルティエがメインに揃う小塚さんの愛用時計。デザイン重視で選んでいることもあり、サイズ感はさまざまだ。](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/44351/images/editor/94b354d515af83842dcd86c0fa62b25daf976fc7.jpg?w=850)
「タンク」をはじめ、カルティエがメインに揃う小塚さんの愛用時計。デザイン重視で選んでいることもあり、サイズ感はさまざまだ。
これらのカウンセリングを踏まえてOWCが小塚さんに提案したのは、装飾品としての価値が高い「ジュエラーのドレスタイプ」「ゴールドケース」、そして秋冬のコーディネイトにマッチする「レザーベルト」の時計。
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