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『ザ・ジョジョランズ』はいきなり主人公が岸辺露伴と戦う構図になってるんですけど、それだけでファンとしてはたまらないですね。

1巻は岸辺露伴の家に第三の勢力と思われる“猫”が現れて主人公たちを攻撃したり、ダイヤモンドには隠された秘密がありそうだっていうところで終わっているんですけど、これも詳しくは動画を観てみてください。

問題は、岸辺露伴が敵か味方かってことですよ。個人的には敵ではない気がしてます。最終的には仲間寄りになるんじゃないかな〜。まぁ、勝手な予想ですけど。

とにかく、いきなり岸辺露伴とバトルになるっていうのは熱いですね。第1ラウンドの開始早々に右ストレートが飛んでくるみたいな。俺はもう相当掴まれています。

『ジョジョ』でいちばん好きなキャラは、まさかの……



第9部の登場人物は結構みんな悪いんですよ。でも、悪ければ悪いほど『ジョジョ』は面白いんです。ノリはちょっと『ジョジョ』第5部(※5)に似てるかな。

第5部はイタリアのギャングスターの話で、主役チームvs.暗殺チームの構図だったけど、どっちが主役かわからないくらい敵も強かった。結果、全員が主役級の戦いをしたから面白かったんだと思うんですよ。

こちらの表紙は『ジョジョ』5部の主人公、ジョルノ・ジョバァーナ。

こちらの表紙は『ジョジョ』第5部の主人公、ジョルノ・ジョバァーナ。


特に敵キャラのプロシュート兄貴(※6)は、歴代キャラのなかでもトップで好き。この人は最高です。

「殺すって思ったときにはもう殺してる」っていう考え方がめちゃめちゃかっこいいし、メンタルも強すぎ。新幹線のなかでプロシュートが現れたらもう終わりっすよ(笑)。
(※5)『ジョジョ』第5部の舞台は2001年のイタリア、主人公はディオの息子、ジョルノ・ジョバァーナ。平和な世の中の実現を目指すジョルノがギャングスターの頂点へ登りつめていく物語。

(※6)第5部の敵キャラ。列車で移動中の主人公たちを急襲した暗殺チームのメンバー。スタンドは相手を老化させる「ザ・グレイトフル・デッド」。弟分の精神的な成長を厳しく見守る兄貴肌。
「ここ。プロシュート兄貴がいちばん良い顔してるとこ。『ザ・グレイトフル・デッド』で自分を老化させた後に復帰したときの顔です」。

「ここ。プロシュート兄貴がいちばん良い顔してるとこ。『ザ・グレイトフル・デッド』で自分を老化させた後に復帰したときの顔です」。


あと、敵キャラのギアッチョ先輩ですね。スタンド名は「ホワイト・アルバム」。マジでイカれてます。特に好きなセリフがこれ。
フランスの「パリ」ってよォ……英語では「パリス」っていうんだが みんなはフランス語どおり「パリ」って発音して呼ぶ

でも「ヴェネツィア」はみんな「ベニス」って英語で呼ぶんだよォ~~~「ベニスの商人」とか「ベニスに死す」とかよォーーー

なんで「ヴェネツィアに死す」ってタイトルじゃあねえーんだよォオオォオオオーーーーッ それって納得いくかァ~~~おい? オレはぜーーんぜん納得いかねえ……

なめてんのかァーーーッ、このオレをッ! イタリア語で呼べ! イタリア語で! チクショオーーームカつくんだよ!コケにしやがって! ボケがッ!
……もう最ッ高でしょ、これ(笑)。【コンプラ】のクレーマーじゃないですか(笑)。

ギアッチョ先輩のセリフに笑いが堪えきれない様子。

ギアッチョ先輩のぶっ飛びすぎたセリフに笑いが堪えきれない様子。



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