ブランド創業50周年のアニバーサリーラインが注目を集めているパタゴニアだが、当然、2023年秋冬の通常ラインも魅力的なアイテムばかり。今回はそのなかから特別な注目株を厳選してレコメンド!
【写真29点】「パタゴニア新作アイテム5選」の詳細写真をチェック 今回訪れたお店は……パタゴニア 東京・渋谷 原宿のキャットストリート沿いに位置する国内最大級の旗艦店。スタッフの大半はあらゆる外遊びの達人で、彼らの経験則に基づいた的確なアドバイスやエピソードは必聴。
住所:東京都渋谷区神宮前6-16-8電話:03-5469-2100営業:11:00〜19:00定休:第3水曜日https://www.patagonia.jp 紹介してくれたのは……
左●ゆいさん(パタゴニア 東京・渋谷スタッフ)同店の看板娘。休日はツーリングやキャンプに勤しみ、最近はフライフィッシングにハマり中。右●むらさん(パタゴニア 東京・渋谷スタッフ)パタゴニアの隅から隅までを知る大賢者にしてフライフィッシングマスター。
“あの名作”はベストも狙い目だった!
メンズ・クラシック・レトロX・ベスト2万4200円/パタゴニア(パタゴニア日本支社 カスタマーサービス 0800-8887-447)
まずひとつ目は「メンズ・クラシック・レトロX・ベスト」。1985年に発表したシンチラ・フリースが、爆発的人気を獲得しブランドの代名詞となった。
以来、“フリースジャケットの生みの親”として優れたフリースをラインナップし続けている。
中でも、当時フリースアイテムのアキレス腱だった防風性を改善した1993年発売の「クラシック・レトロX・ジャケット」は抜群の存在感を発揮。往年のアイテムは古着市場でも活況を呈しているが、スタッフの間ではベストの人気も根強いようだ。
防風性メンブレンを貼り合わせたポリエステル製フリース生地は抜群に温かく、しかもそのポリエステルも8割以上がリサイクルとブランドの理念も忘れてはいない。
むらさん「ジャケットをイメージされる方が多いと思いますが、僕らスタッフ内では定番で、もはやユニフォームみたいなものです。そもそも保温は体の中心部を温めるのが基本。着脱しやすく、手や腕も動かしやすいのもポイントですね」。
ゆいさん「接客中はこういったアイテムがとても便利で、秋口はアウターとして、冬はその上へさらにアウターを羽織るイメージです。今季の新色はヌーボーグリーンで、実際にスタッフが着てみると……こんな感じですね。きっと重宝すると思いますよ!」。
スタッフの身長は180cm。着用サイズはM。
アメカジ好き必見の万能チェックシャツ
メンズ・ロングスリーブ・オーガニックコットン・ミッドウェイト・フィヨルド・フランネル・シャツ1万4300円/パタゴニア(パタゴニア日本支社 カスタマーサービス 0800-8887-447)
日頃のアイテム選びに苦慮する夏から秋への端境期。急激な気温の変化と格差に辟易する季節に助け舟となるのがシャツだ。パタゴニアのチェックシャツは季節によって登場する新色や新柄がまた楽しい。
今シーズンはブロックチェックのこちら(ほか、オーバープラッドタイプもあり)。オーガニックのコットンフランネル素材で、フランネル生地らしい毛羽立ちは肌に優しく、春夏モデルと比べると比較的肉厚で保温力も申し分ない。シャツジャケットとしても頼りになる。
リラックスフィットゆえ、あらゆる体型を優しく迎え入れ、ヘムラインはフラットのため裾をアウトしてもサマになる。さらにゆったり着たい方はワンサイズ上がおすすめだ。
むらさん「ウチの大定番シャツです。起毛感があるので温かく、ミドルウェイトだから冬の室内にもちょうどいいんですよ。スタッフみんな、今年はどういうチェックが出るのか楽しみにしています。裾がフラットなので、どちらかというとアウトしながらラフに着ていただきたいですね。ちなみに実際に着るとこんな感じです」。
スタッフの身長は180cm。着用サイズはM。
ゆいさん「肌触りがすごく良く、お客様にもとても人気のアイテムです。今年の配色やデザインは特にユニークです。割と厚手なので、羽織モノとしても活躍するはずですよ!」。
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