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2023.11.09

ファッション

「パタゴニア」秋の50周年コレクションを一気見せ!フリース、スナップT、シェルetc.



今年、生誕50周年を迎えたパタゴニア。当然、秋冬も注目すべきアニバーサリーコレクションがずらりと並ぶ。

今回はパタゴニア渋谷のスタッフたちに案内を乞い、特に注目のアイテムを全方位的にチェック!

【写真30点】「パタゴニア50周年記念コレクション」の詳細を写真でチェック!
今回訪れたお店は……
パタゴニア 東京・渋谷
原宿のキャットストリート沿いに位置する国内最大級の旗艦店。1階はメンズ、2階はウィメンズ、ベイビー、キッズ、ライフスタイルアイテムをラインナップし、アウトドアのベテランからビギナー、さらには街での使用を目的とした人まで幅広い層をカバーする。スタッフの大半はあらゆる外遊びの達人で、彼らの経験則に基づいた的確なアドバイスやエピソードは必聴。

原宿のキャットストリート沿いに位置する国内最大級の旗艦店。スタッフの大半はあらゆる外遊びの達人で、彼らの経験則に基づいた的確なアドバイスやエピソードは必聴。

住所:東京都渋谷区神宮前6-16-8
電話:03-5469-2100
営業:11:00〜19:00
定休:第3水曜日
https://www.patagonia.jp

スナップTがオールリサイクル素材で進化!

――こんにちは〜。

むらさんゆいさん いらっしゃいませ!

紹介してくれたのは……

右_ゆいさん(パタゴニア 東京・渋谷スタッフ)同店の看板娘。休日はツーリングやキャンプに勤しみ、最近ではフライフィッシングにハマり中。冬には猟も行うアクティブ女子 左_むらさん(パタゴニア 東京・渋谷スタッフ)パタゴニアの隅から隅までを知る大賢者にしてフライフィッシングマスター。トレイルランニングや登山とクロスオーバーさせながら楽しんでいるという外遊びの猛者。

ゆいさん(左)同店の看板娘。休日はツーリングやキャンプに勤しみ、最近はフライフィッシングにハマり中。/むらさん(右)パタゴニアの隅から隅までを知る大賢者にしてフライフィッシングマスター。


――50周年の記念アイテムがすごいと聞いてお邪魔しました。


むらさん どれも素敵なアイテムばかりですよ。どうぞ、こちらへ。

コレクション名の通り、テーマとしたのは“天然素材への回帰”。これまでのアーカイブを見直しつつ今の歩調に合わせて作るなら、というアプローチのもと様々なアイテムを天然素材で製作。とはいえ、ブランド本来の機能性を担保すべく合成繊維も採用しているが、そのほとんどは産業界から出されたゴミを再加工したもの。

テーマは“天然素材への回帰”。これまでのアーカイブを見直しつつ、今の歩調に合わせて作るなら、というアプローチのもとさまざまなアイテムを天然素材で製作。


むらさん
 ブランドの50周年に伴い、“ナチュラル・アイコン”という特別なコレクションを製作しました。なるべく天然素材を使い、パタゴニアを象徴する製品を現代にアップデートしたラインナップで、すべてリサイクル素材を採用しています。

――なるほど。いろいろありますが、やはり秋のパタゴニアといえばスナップTですよね。

言わずと知れたパタゴニアの名作を天然素材で。いつもならサイドポケットがあしらわれているが、誕生当初は付いてなかったため、そのオマージュとして今回は省いている。ナチュラル・ブレンド・スナップT・プルオーバー4万700円

言わずと知れたパタゴニアの名作。通常はサイドポケットがあしらわれているが、誕生当初の型に倣って今回は省いている。ナチュラル・ブレンド・スナップT・プルオーバー4万700円/パタゴニア(パタゴニア日本支社 カスタマーサービス 0800-8887-447)


むらさん そうですよね。今季は各所で合成繊維も使用しながら、極力、天然素材でリビルドしています。しかも、リサイクルコットン、リサイクルポリエステル、リサイクルナイロン、リサイクウールと全てがリサイクル素材です。

――徹底してますね。




むらさん フリースは石油が原料のメインになってきますが、それを少しでも減らしたいと思っています。ウールをブレンドさせたのもそのあらわれで、ウールによって保温力をキープしつつ、チクチクしない質感になっているのも特徴的です。

――よく見るとヨーク部分とそれ以外の部分で生地感が違いますね。



ゆいさん 生地感は異なるんですけど、どちらも同じ生地なんです。裏側を見ると分かりますが、真ん中を境にして、下部は上部の裏面をオモテ使いしているんです。

――面白い!

ゆいさん タグの裏もご覧ください。




――このキャラクターは……アルマジロ?

むらさん パタゴニア地方に生息するアルマジロをキャラクター化したものです。一緒に描かれている「VIVA LOS FUN HOGS(飽くなき冒険者たち、万歳)」という言葉は、創業者が60年代にフィッツロイ山の山頂で掲げた旗に由来します。


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