▶︎すべての写真を見る 「501」は時代を超え、世界中で愛され続けていることはご存じのとおり。
シックシンプルなデニムスタイルを語るうえで、原点たる「501」抜きでは何も始まらない。
ここでは個性豊かな4人に「501」をはいてもらい、思いの丈とスタイリングを語ってもらった。
原点「501」はどんな個性も受け止める
[501 DATA]model:501 リンス size:W32×L32。デニム1万4300円/リーバイス(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)、パーカ9万7900円/シックスエイトセブンシックス(ビショップ 03-5775-3266)、Tシャツ 8580円/アルモリュクス(アルモリュクス中目黒店 03-6433-7458)、靴2万3100円/ティンバーランド(ティンバーランド/VF ジャパン 0120-953-844)
モデル 三浦理志さん (52歳)モデルという職業柄、数えきれないほどのデニムを着用してきた。だが、彼の好みはずっと変わらない。
「仕事ではさまざまな服を身に着けますが、普段は『501』をはじめ、BDシャツやカレッジスウェットなど、いつだってアメカジを楽しんできました。
かつては、大きめのものを選んでいましたが、今はそれらをジャストサイズで着るのが気分で、『501』もジャストのリンスが落ち着く」。
マウンテンパーカもザ・アウトドアなオレンジは変わらず、カラダに合ったサイジングに。「定番の『501』には大定番スリーアイのバーガンディがやっぱりいちばんしっくりくる」。
名作を奇をてらわずに着る格好良さ、これこそシックシンプルだ。
[501 DATA]model:501 ブラック size:W34×L32。デニム1万4300円/リーバイス(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501) ジャケット、ハット=ともにダブルタップス 靴=ティンバーランド×ビーライン サングラス=レイバン
ベドウィン & ザ ハートブレイカーズ ディレクター
渡辺真史さん (51歳)初の「501」体験は、中学時代に姉から譲り受けた“66モデル”。「それからムービースターやストリートヒーローを追いかけるように、いろいろな『501』のはき方やシルエット、色落ちを試してきた。
今はもう、年齢を重ねたことでようやく背伸びせずにはけるようになりました」。
その手本は、デニムが作業着として流通していた当時の労働者たちだそう。「計算なしでデニムをはいている姿が格好いい。僕の場合は裾の直しやカットオフはせず、少し色落ちした黒デニムをワークブーツと合わせます」。
そんな無造作感を狙いつつ、ハットやサングラスでストリート感を加えた熟練の姿であった。
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