[左]ポロシャツ10万2300円/エイトン(エイトン青山 03-6427-6335)、Tシャツ1980円/へインズ(へインズブランズ ジャパン 0120-456-042)、スニーカー15万5100円/ジョンロブ(ジョン ロブ ジャパン 03-6267-6010)、胸に掛けたサングラス6万2700円/アイヴァン 7285(アイヴァン 7285 トウキョウ 03-3409-7285)、スーツは私物 [右]Tシャツ1万3200円/ユニフォームエクスペリメント、ベルト2万900円、カラビナ4万9500円/ともにソフ(すべてソフ www.soph.net)、靴2万6400円/クラークス オリジナルズ(クラークス ジャパン 03-5411-3055)、腕時計134万2000円/ゼニス 03-3575-5861)、スーツは私物
▶︎すべての写真を見る ワールドカップ日本代表チーム「ブレイブ・ブロッサムズ」が、前々回、前回と躍進を果たし、今大会でも注目を集める紳士のスポーツ、ラグビー。
英国の名門パブリックスクールであるラグビー校がその発祥とされるだけあって、トラディショナルなスタイルがよく似合う。
もちろん日本でも、筋骨隆々のガタイにビシッとスーツを着こなしたラグビー選手たちを目にする場面が多々あるが、いつ見ても格好いいものだ。
[左]シャツ2万7500円/ソフ www.soph.net、Tシャツ2750円/へインズ(へインズブランズ ジャパン 0120-456-042)、スニーカー1万3200円/ナイキ スポーツウェア(ナイキ 0120-645-377)、ネックレス109万7800円/ダミアーニ(ダミアーニ 銀座タワー 03-5537-3336)、腕時計113万3000円/ブライトリング(ブライトリング・ジャパン 0120-105-707)、スーツは私物 [中]シャツ4万7300円/エイトン(エイトン青山 03-6427-6335)、カットソー1万6500円/スローン 03-6421-2603、スニーカー8250円/ヴァンズ(ヴァンズ ジャパン 0120-994-250)、胸に掛けたメガネ4万2900円/モスコット(モスコット トウキョウ 03-6434-1070)、スーツは私物 [右]カットソー1万2100円/スローン 03-6421-2603、靴10万6700円/トッズ(トッズ・ジャパン 0120-102-578)、ベルト2万5300円/ソフ www.soph.net、スーツは私物
さて、徹底的に“着流しスーツ”を提案しているオーシャンズは、ラガーマンらしい、メリハリのあるカラダでスーツを着流す姿をみたい! と思った。
そんなワガママに対応してくれたのが、日本におけるラグビー最高峰のリーグ「ジャパンラグビー リーグワン」に在籍する「東芝ブレイブルーパス東京」「リコーブラックラムズ東京」のいずれも名門2チーム。
それぞれのオフィシャルスーツをベースにオーシャンズ流の“着流し”スタイルを提案。そして、突撃パパラッチをしてきた。
リコーブラックラムズ東京 FB メイン 平 選手。若くしてチームを牽引する未来の代表候補。ラグビーひと筋だったため、現在はお洒落勉強中だそう。「グレー一色なら、アイテムがバラバラでもクールにまとまるんですね、感動!」。
撮影当時のオフィシャルスーツは、ラグビー選手にフィットするようなオーダーメイド。それぞれに特色があり、チームカラーを彩っていた。
東芝ブレイブルーパス東京 WTB 濵田将暉 選手。オーシャンズ&YouTubeを見てくれているという濵田選手は、グラフィックTシャツをインして、ストリートとキレイめを絶妙にミックス。「オーバーサイズのインナーが、スーツにも合うなんて驚きです」。それ以外をすべて黒にしたのがポイント。
「東芝ブレイブルーパス東京」は、クラシカルなサキソニー素材のウールスーツ。スリーシーズン着こなせるシンプルなタイプで、日本代表を数多く輩出する名門らしい格式も感じられるが、シルエットは現代的だ。
リコーブラックラムズ東京 SH 髙橋敏也 選手。182cmの長身スクラムハーフ。クールなルックスに、クルーネックニットをインしたワントーンコーデがお似合い。「さりげなく見えるコンチョ付きベルトが嫌らしくなくていい」。
東京23区に本拠地を置く「リコーブラックラムズ東京」もかっちりめのグレースーツだが、軽やかな仕立てになっている。公式シャツが白×黒のギンガムチェックで、合わせると都会的なムードにまとまる。
つまりは、どのチームもスーツの着心地やフィット感はもちろんのこと、“着流す”前提のデザインだということ。そこに、紳士のスポーツが感じる今の気分が垣間見られる。
東芝ブレイブルーパス東京 FB 豊島翔平 選手。セブンズでの日本代表経験もありながら、オフシーズンは工場勤務の社員選手。「ニットポロとスーツを同系色にすれば、ノータイでも大人っぽい」。パパ業もあってやや遠ざかっていたというお洒落心に火がついたかも⁉️
「スーツが私服とも合わせられるなんて驚き!」(東芝ブレイブルーパス東京・豊島選手)。
リコーブラックラムズ東京 NO8 アマト・ファカタヴァ 選手。負傷などのトラブルもあったなか日本代表の切符を手にした世界レベルのプレーヤー。「服はだいたい海外で買う」という規格外! ラフにシャツを挟んだ着流しスタイルもよく似合っている。
「オフィシャルな場以外でスーツを着ることがほとんどないので、こんな感じのラフなスタイルなら、プライベートでもアリかも」(リコーブラックラムズ東京・アマト選手)。
選手たちが公式スーツを着る機会は限られているそうだが、みな一様に新鮮味を感じていた模様。ラガーマンたちがスーツを“着流す”日もそう遠くないのかもしれない。