「エディー・バウアー」黒タグが帰ってきた！ アーカイブをベースにしたモダンクラシックな世界

100年以上の歴史から生まれたアイコニックな名品をモダンクラシックにソフィスティケートさせた「エディー・バウアー ブラックタグコレクション（Eddie Bauer Black Tag Collection）」がローンチした。

【写真28点】「モダンクラシックな『エディー・バウアー ブラックタグコレクション』」の詳細写真をチェック

ビンテージスタイルにフォーカスした、シルクやウールなどを使用した機能性生地が特徴の本コレクション。

化学繊維が生まれる前に機能素材として使われていた古き佳き天然素材を現代的に引用することで、従来のアウトドアブランドとは違った表情を持つ高品質な機能性ウェアを展開する。

「エディー・バウアー ブラックタグコレクション」

「Skyliner Jacket」9万9000円／エディー・バウアー（アンシングス　03-6447-0135）

エディー・バウアーのダウンプロダクツの代表作であり、アメリカ初のダウンジャケットである「スカイライナー（Skyliner）」は、創業者であるエディー・バウアーの臨死体験をきっかけに1936年に開発されたモデルだ。

1934年の冬、オリンピック半島へ釣りに出かけたバウアーは嵐に巻き込まれてしまい、そのときに着用していた当時主流のウールの防寒具が雨に濡れ、重く冷たくなり、低体温症になって凍死寸前にまで至った。

その後救出されたバウアーはその経験から、トレイルで着用できるほど軽く、人命を救うのに十分な保温性のあるキルト調のダウンジャケット”スカイライナー”を開発、アメリカ国内で特許を取得し、画期的なアウトドアウェアを世の中に送り出した。

「Downlight Canadian Vest 」6万9300円／エディー・バウアー（アンシングス　03-6447-0135）

エディー・バウアーのダウンベスト史上最も長く愛されてきたモデル「カナディアンベスト（Canadian Vest）」。

1953年に初めてカタログに掲載されたこのベストは、ボックスキルティング、重ね着しやすい薄型のニット襟、ウエストコート状の裾で知られているモデルだ。

「All-Purpose Jacket」12万1000円／エディー・バウアー（アンシングス　03-6447-0135）

そして、1944年に発行されたエディー・バウアーの最初のカタログから掲載されているモデル「オールパーパス（All-Purpose）」。

初期の多くのモデルとは異なり、「オールパーパス」はキルティングではないシンプルなダウンジャケットで、機能的で親しみやすいストリートピースとして、 40年以上継続的に作られ続けた。

「Blizzard Proof Vest」7万9200円／エディー・バウアー（アンシングス　03-6447-0135）

オールパーパス同様、1944年発行のカタログから掲載されているモデル「バウアーダウンベスト（Bauer Down Vest）」。

こちらもシンプルな軽量ダウンベストで、前身頃より後身頃を長くすることで背中の保温性を最大限に高めているモデルだ。

「Kara Koram Parka」10月発売。15万4000円／エディー・バウアー（アンシングス　03-6447-0135）

K2初登頂に挑むアメリカン・アルパイン・クラブのために制作された、エディー・バウアー初のエクスペディションダウンパーカ「カラコラム（Kara Koram）」。

創業者であるエディー・バウアーにとって初となる登山用ウェアであり、クライマーと共同で開発した初めてのモデルだ。

3回目のK2遠征ではクライマーのピート・シェーニングが着用し、南極遠征でアメリカチーム初となる越冬を達成した際も着用された。

数々の極限状態を乗り越えたカラコラムは、その後30年間、エクスペディションウェアの基礎となり遠征隊の身を守ってきた。

「Kara Koram Vest 」10月発売。9万9000円／エディー・バウアー（アンシングス　03-6447-0135）

カラコラムをベースに、ベストに作り替えた。現代ではオーバースペックとなるカラコラムパーカの袖とフードは取り外し、日常において着用しやすいようにまとめた。


［問い合わせ］
アンシングス
03-6447-0135