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2023.09.16

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【世帯年収1000万以上のクルマ事情】約半数がトヨタかホンダ! 車種はミニバンが圧勝



「覗き見OK! 気になる隣の資産事情」とは……

男にとって、車は時として名刺代わりになる。だからこそ車選びは重要だ。

世の男たちの車事情を探るべく、世帯年収1000万以上の30〜50代の既婚男性を対象にアンケート(協力:アイリサーチ)を実施。

200人の回答から、男の車選びを考察してみた。

なお、車を所有していない人が200人中26人、またメーカー・車種が不明な人が2名いたので、以下の数値はいずれも車の所有者でメーカー・車種が分かる人のみで計算した。

メーカー別では4位以降が“世間一般”とは異なる結果に

まずは車を選ぶ際の第一関門というべき、「メーカー選び」について。



最も多かったのはトヨタ(約33%)、次いでホンダが約18%を占め、3位に日産(約8%)が続いた。トヨタとホンダで全体の約半数を占めていることになる。

ちなみに、一般社団法人日本自動車販売協会連合会が発表した2022年の新車販売台数ランキングは下記の通り。もちろん、こちらは年収の縛りはない。
2022年の新車販売台数ランキング(一般社団法人日本自動車販売協会連合会)
※普通乗用車と小型乗用車を足した数値のランキング

【1位】トヨタ
【2位】ホンダ
【3位】日産
【4位】マツダ
【5位】スズキ
【6位】スバル
【7位】三菱
ご覧の通り、1位のトヨタから3位の日産は今回のアンケートと同じ順番だった。異なるのは4位以降で、世帯年収1000万円以上の家庭に絞ってみると、フォルクスワーゲンやメルセデス・ベンツといった輸入車も目立っていた。

では、ボディタイプ別ではどんな車が選ばれているのだろうか? 以下のグラフはオーシャンズが今回集計したアンケート結果に基づくものだ。

日本で一番売れるカテゴリーである軽自動車は第4位。選んだ理由としては「燃費がいい」「これで十分」「維持費が安い」「妻が運転できるサイズ」といった声があった。

日本でいちばん売れるカテゴリーである軽自動車は第4位。選んだ理由としては「燃費がいい」「これで十分」「維持費が安い」「妻が運転できるサイズ」といった声があった。


ミニバンが約36%で、第1位。次いで約24%のハッチバックで、流行りのSUV(約19%)は第3位に留まった。 

また、新車販売台数の4割以上を占める軽自動車が約7%しかないし、日本ではほとんど売れないステーションワゴンはセダンとほぼ同数を記録、というように、ボディタイプの選び方も世間の常識とはちょっと違うようだ。

しかし、「なぜミニバンか?」「なぜハッチバックか?」と理由を尋ねると、こんな回答が集まった。
ミニバンを選んだ理由(一部抜粋)

・「家族で出掛けることが多いから」(トヨタヴォクシー/36歳/兵庫県)
・「家族でコレに決めた」(トヨタウィッシュ/48歳/東京都)
・「家族みんなでゆったり乗れる」(トヨタヴォクシー/54歳/愛知県)
・「家族やペットを乗せるため」(ホンダステップワゴン/47歳/神奈川県)
・「子どもが乗り降りしやすいし、荷物をたくさん積める」(トヨタシエンタ/36歳/東京都)
・「家族みんな乗れて、荷物もたくさん積めるから」(フォルクスワーゲン ゴルフトゥーラン/59歳/神奈川県)
家族をいかに大切にしているかがわかるコメントが多数見受けられた。

また、「車内が広くてゆったりでき、スキー板も積みやすい」「家族で遊びに出掛けるなら、やっぱり車内が広いミニバン」ということらしい。
ミニバンの中でも最も多かったのが「トヨタヴォクシー(写真は現行型)」。ハイブリッドモデルがあり、5ナンバーサイズぎりぎりという、扱いやすさと広さを両立しているところが人気の一因だろう。

ミニバンの中でも最も多かったのが「トヨタヴォクシー(写真は現行型)」。ハイブリッドモデルがあり、5ナンバーサイズという、扱いやすさと広さを両立しているところが人気の一因だろう。


しかもメーカー別×ボディタイプ別を調べると、上位3つのメーカーを選んだ人の約半数がミニバンを選んでいた。つまり、家族のためにミニバンを選んだら、結果的にトヨタやホンダ、日産になったというわけだ。

なにしろトヨタヴォクシーなどのミドルクラスや、ホンダフリードのようなコンパクトクラス、トヨタアルファードに代表されるラージクラスのミニバンは、トヨタ・ホンダ・日産以外の選択肢はほとんどない。

だからメーカー別でこの3社が上位を占めるのは当然というワケだ。


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