【Q.3】ジャックパーセルのトウのデザインは、“あるもの”に見えることから、◯◯と呼ばれています。その愛称とは?
森田 ヒールに入っているのは“ヒゲ”っていいますもんね。前もそうなんじゃない? 引っ掛け?
山口 意外とシンプルですよ。
森田 スマイルに見えるよなぁ〜。でもそうなんか? ちょっとわからないな〜。
森田 ②番で!
山口 正解です。
森田 おー! これは有名なんですか? 全然知らなかった。“ヒゲ”は知ってたけど。
ヒールラベルにあしらわれた独自のマークを“ヒゲ”と呼んでいる。
山口 そもそも“ヒゲ”は1960年代から見られるデザインで、土踏まずの方、つまりは靴の内側をやや高く硬めにし、外側を柔らかく低めに設定したインソールシステムを視認化したものがデザインのルーツなんです。
森田 なるほど〜。
【Q.4】コンバースの定番モデル「ジャックパーセル」は、シグネチャーモデルの先駆けと言われています。ジャック・パーセルはもともと何の選手?
森田 これもコワッ! 序盤に自発的に聞いといて良かった〜。
山口 自信ありげですね。
森田 これはもう……。
森田 ①のバドミントンですね。
山口 正解です。
森田 あのとき、知ったかぶりして聞かなかったら、テニス選手って答えてました。テニスも選択肢に入ってるし。危ないわぁ。聞いておくもんですね。
山口 1932年から14年連続でバドミントンのワールドチャンピオンシップを獲得した選手です。彼が開発に参加し、1935年にジャックパーセルが誕生しました。
ブルーのフラットソールを備えたシューズが当時の最高水準の快適性を誇り、テニス、バドミントン、スカッシュ等のコート競技用シューズとして人気を博したんです。
森田 いや〜良かった。でもテニス選手と思っている人、結構おると思いますよ。
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