「マーク・オブロー」のリメイクボード。「カリフォルニアといえば自由なアート。ストリートでもよく見かけるよね。これはヴィンテージのスケートボードにスプレーやペイント加工で新たな息吹を吹き込んだもの。壁掛けアートにもいいよね。僕のサイトをチェックしてみて!」。
▶︎すべての写真を見る 幼少期からサーフィンに明け暮れ、プロスケーターとしても活動するマーク・オブローさん。
スケート雑誌に取り上げられたことを契機に写真家の道を進み、現在ではブランドのクリエイティブディレクター、気鋭のアーティストとしても世界に名を馳せる。
「身近にある自然を3次元化してみたい。そんなアイデアをかなえたのが近所の花を摘んで乾燥させた、このフラワーアートさ」。
「僕は毎日クリエイティブなことがしたい。心を健康に保つ秘訣なんだ」。そう話すマークのセレクトを見てみると……サーフィン、スケートボード、アート、音楽。
まるでカリフォルニアのカルチャーのように、これらが少しずつ、また複雑にリンクしながら、彼のキャリア、また彼自身を形作っていることがよくわかる。
「伝説のスケートボーダーで、アーティストのマーク・ゴンザレスは知っているよね? 彼と一緒にスヌープ・ドッグの写真を撮った後に、マークがギフトしてくれたのがコレ。一生の宝物だよ」。
こちらはディラン・リーダーの写真とリング。
「カリフォルニアのスケートシーンを変えた、伝説のスケーターがディラン・リーダー。私がスーツ姿の彼を撮影して、後にフォトマガジン『WHAT YOUTH』のカバーを飾った写真がこれ。リングは若くして亡くなった彼の形見なんだ」。
メキシカンブランケットのスイッチブレードセット。「カリフォルニア南部はメキシコ文化の影響も色濃いんだ。この独特な柄と切れ味鋭い飛び出すナイフがクール!」。
「どの要素も僕の人生そのもの。この多様性こそ、西海岸なのさ」。
写真家、アーティスト マーク・オブロー●1971年、ハワイ生まれ。カリフォルニアのスケートシーンのキーマンであり、アーティスト、フォトグラファーとしても活躍。ルーカが気鋭の芸術家をサポートする活動 “ANP”にも選ばれている。markoblow