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2023.09.20

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熊谷隆志さんも16年前に移住。なぜファッション業界人は“日本のカリフォルニア=葉山”に集うのか

左から宮島尊弘さん、熊谷隆志さん、関田森彦さん、島村佳孝さん。

左から宮島尊弘さん、熊谷隆志さん、関田森彦さん、島村佳孝さん。

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オーシャンズでもお馴染み、熊谷隆志さんが海を望む葉山の高台に自邸を構えたのがおよそ16年前のこと。

今では何人もの業界人がこの地で上質な暮らしを謳歌する。

相模湾に面したビーチが連なる湘南エリアは、南西に開け、陽光が燦燦と降り注ぐ場所だ。湘南の東端にある葉山まで足を伸ばせば、海だけでなく、緑まぶしい山々を背にしていることが分かるだろう。

デイタイムは夕日が海に沈むまでと長く、そんな地理的条件が西海岸を連想させる。

豊かな自然がそうさせるのか、いい意味でマイペースな空気感とその土地ごとに独自のカルチャーがある点も“日本のカリフォルニア”と呼びたくなる所以。保養地として文化人を惹きつけてきたのも納得だ。

クリエイティブディレクター/スタイリスト 熊谷隆志さん●スタイリストとしてはもちろん、フォトグラファー、ブランドディレクション、空間や植栽のディレクションなど、活躍の場は多岐にわたる。

クリエイティブディレクター/スタイリスト 熊谷隆志さん●スタイリストとしてはもちろん、フォトグラファー、ブランドディレクション、空間や植栽のディレクションなど、活躍の場は多岐にわたる。


「葉山ではお洒落をしすぎるとしっくりこない」と熊谷さん。日差しが強烈だったこの日は、LAブランド、ヴィオラ&ローゼスのTシャツ&スウェットパンツを、白のセットアップで。

「シンプルだけど品も感じられ、ストリートすぎず着られる服がココでは丁度いい。そんな感じで、東京では滅多に履かないサンダルにもつい手が伸びてしまうよね」。

ネイバーフッドのストローハットも、もともとは庭仕事用に購入したもの。そうは見えずさすがの貫禄だ。


着こなしがシンプルになるぶん、クロムハーツやナバホジュエリーのターコイズが、東京よりも映える。

着こなしがシンプルになるぶん、クロムハーツやナバホジュエリーのターコイズが、東京よりも映える。


東京からは車で1時間ほど。いい波が届けば出勤前に海へ入り、都心で仕事を終えて葉山・湘南へ戻れば、潮風や緑の匂いがすぐそこに。

そんな自由な暮らしを求めて、ライフスタイルを確立させた大人たちがこの地に集うのだろう。

今回撮影をしたのは葉山を代表する有名店
SUNSHINE+CLOUD
オリジナルアパレルを中心に、トレンドに左右されないスタイルを提案。カフェやフラワーショップなども併設し、今回の面々ももちろん常連!

住所:神奈川県三浦郡葉山町一色2151-1
電話番号:046-876-0746
営業:11:00〜18:00 月曜定休
HP:sunshine-cloud.com
Instagram@sunshine_cloud_hayama
この記事は、オーシャンズ10月号のほんの一部。すべての特集は本誌でチェック!


宮﨑良将(Seven Bros.Pictures)、Kyoichi Ichimura(Ocean Photo studio)、Bobby Rivero、大森忠明、延命悠大、新澤 遥、タケシタトモヒロ=写真 加瀬友重=編集・文 小山内 隆、長谷川茂雄、増山直樹、磯村真介(100miler)、早渕智之、八木悠太、戸叶庸之、吉岡加奈、栁澤 哲=文

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