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2023.10.02

ファッション

ニューバランスの大定番「996」。その中の“M996” “CM996” “WL996”の違いって、わかる?

※記事内のアイテム写真の一部は、過去のオーシャンズアーカイブからのイメージ写真であり、現在は販売していない可能性があります。

※記事内のアイテム写真の一部は、過去のオーシャンズアーカイブからのイメージ写真であり、現在は販売していない可能性があります。


今年登場から35周年を迎え、年齢も性別も問わず幅広く愛され続けるニューバランスの名作「996」。今回はその特徴や996の中での分類を紹介する。

ニューバランス「996」の特徴

快適な履き心地

ニューバランスの996を語るうえでまず、履き心地に触れないわけにはいかない。

モデルにより、踵部分に搭載した圧縮成型EVA素材をポリウレタンで挟み込んだENCAPや、ミッドソールに取り入れた衝撃吸収に秀でるEVA素材を圧縮成型したC-CAPなどのテクノロジーを採用。

【写真10点】「意外と知らないNB996の“M” “CM” “WL”の違い」の詳細写真をチェック



これらのディテールにより、誰もが安定した歩行とフィット感を堪能することができる。

軽量で耐久性がある



シューズ全体はクラシックなデザイン。ただ、上質なスエードとメッシュを用いることで通気性を確保し、軽やかに仕上げられている。

ソールに搭載したENCAPにより、クッション性だけでなく耐久性も向上。ソール交換も可能で長く愛用できるのも魅力だ。

洗練されたデザイン



900番台の3代目として1988年に登場した「996」。

もっともクラシカルな趣ではあるものの、シンプルなデザインと細身のラストのSL-1を採用することで、カジュアルはもちろんキレイめやビジネススタイルにもマッチしやすい一足でもあることも、多くのファッション好きから指名される要因のひとつだろう。


ニューバランス「996」の種類

「M996」



1988年に900番台の3代目として誕生した、メイド・イン・アメリカの一足。前作となる「995」同様に、ミッドソールにはENCAPとC-CAPを採用することで、心地良いクッショニングを実現している。

赤みのかかったグレースエードとメッシュを組み合わせた姿は、クラシカルでありながらも洗練さを感じさせ、ラストにスマートなSL-1を採用しトウ先をやや狭くすることで上品な印象も演出している。

ちなみに、“M”はMen’sの頭文字を取ったもの。

「CM996」



こちらはMシリーズのシルエットを忠実に再現したモデルで、USA製のMと違いアジア製で価格も控えめ。

しかし衝撃吸収性の高いEVA素材を圧縮成型して作られたC-CAPをミッドソールに採用することで、996ならではなクッション性と耐久性の高さはキープされ、軽量化も実現している。

「WL996」



“WL”とはWomen’s Lineの頭文字を取ったもの。つまりは、レディースモデルで、ラストをシェイプしより女性らしい足元を演出している。

ENCAPやC-CAPは使用せず、独自の2層構造のミッドソールを採用し、負けずとも劣らない高いクッション性を実現。

「YV996」



こちらはキッズモデル。脱ぎ履きしやすいよう、アッパー部分にブランドロゴを配した面ファスナーを採用している。

そこにクッション性と屈曲性を高めたライトウェイトソリッドラバーのソールを起用。大人用モデル顔負けのフィット感を生み出している。

「IZ996」



こちらも“YZ”同様キッズモデルだが、シューレースなしの面ファスナーのみ。

加えて、踵部分にカウンタリーフォーサーを搭載している。これにより、ブランドが自信を持つクッション性と安定性を高い次元で確立している。


似ているニューバランス「574」と「996」の違い



一見、区別しにくい「996」と「574」。シュータンにしっかりと数字が明記されているのでそれを見れば一目瞭然だが、ほかにも、「996」は細身のラストを採用しているため全体的にシャープな印象。

「574」は、オフロードを想定したシューズということもありアウトソールの凹凸が深く、ほんのり丸みのあるフォルムになっている。

まとめ

オンロードを走るために開発された900番台の中でも、老若男女から愛され続ける996。同じようなデザインに見えるが、英表記の頭文字で生産国やディテールが異なってくる。

ただ、どのモデルにおいても抜群の履き心地は共通項。買い物時の予備知識として頭に入れておいて損はない。

※記事内のアイテム写真の一部は、過去のオーシャンズアーカイブからのイメージ写真であり、現在は販売していない可能性があります。

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