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400万円を騙し取られて裁判沙汰!あげく5日間警察署で調書を受ける



「不動産投資はいい感じに進んでいました。そんなときに、神奈川県のコンサルタント会社の社長さんから『屋久島の土地を買わないか』と話を持ちかけられたんです」。

実際に現地に足を運び、その土地が気に入った野口さんは、「ここに旅館を建てよう!」と購入を決意。夢を膨らませながら、手付金400万円をコンサルタント会社に渡した。

ところが……

「その手付金に、コンサルタント会社の社長や窓口だった元村長が手をつけていたんです。地主の方に全額が渡ることはなく、地主さんは大激怒。しかも僕は悪くないのに、騙される人には売れないと、別の会社に土地を売り渡してしまったんです」。

さすがにこれは……と思った野口さんは、民事と刑事の両裁判で争った。結果、勝訴はしたものの、400万円の手付金はほとんど手元に戻ってこなかった。

「お金が戻ってこないのもそうですが、弁護士を入れたり、時間も手間もすごくかかって。刑事裁判の前には、屋久島の警察署で5日間も調書を取られました。クリスマスシーズンで楽しく過ごすはずだったのに……もう散々でしたね」。


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