
「夏コーデ格上げ! スタイリストの“一点モノ”」とは…… まだまだ軽装でいたい9月。スタイルを格上げできる小物の代表格といえば、腕時計だ。
大人の“一点モノ”としては、どんな一本を選ぶべきか。スタイリストの愛用品から、腕時計選びの最適解を探っていこう。
【写真8点】「敏腕スタイリストは『黒文字盤の時計』を支持」の詳細写真をチェック 話を聞いたのはこの4名 | 荒木大輔(あらき・だいすけ) 1976年、群馬県生まれ。長年ファッション雑誌を中心に活躍。加えて、映像作品や広告等で担当するミュージシャン、俳優は数知れず。最近は、テレビドラマの現場にも活動の場を広げている。 |
| 菊池陽之介(きくち・ようのすけ) 1979年、神奈川県生まれ。雑誌、映像作品、広告などで活躍するオールラウンダー。キッズブランド「SMOOTHY」のクリエイティブディレクターも務める。 |
| 上井大輔(かみい・だいすけ) 1977年、神奈川県生まれ。俳優、ミュージシャン、スポーツ選手からお笑い芸人まで、多くの著名人から信頼を得る。TV、映像作品、広告関連など、活躍フィールドは広い。 |
| 鹿野巧真(かの・たくま) 1984年、山形県生まれ。多くのメディアでミュージシャン、俳優のスタイリングを担当。近年は、「クリーピーナッツ」のメインスタイリストとしても多忙を極める。冬は山に籠るほどのスノボ愛好家。 |
① 10年以上愛用のハミルトン「ベンチュラ」
| 推薦人:荒木大輔さん |
電池駆動の世界初の腕時計、そしてエルヴィス・プレスリーが愛した名機……。
ハミルトンのアイコンとして名高いベンチュラに纏わる逸話は尽きない。それゆえオーシャンズ世代の“ベンチュラ・ラバー”は多く、荒木さんもそのひとりだ。

「もう10年以上愛用していて、トレンドに関係なく必ずコーデのルーティンに入れるモデルです。他にはない突出した個性、ベンチュラの魅力はそれに尽きます」。
荒木さんは、普段からオールブラックコーデが基本。それゆえ、シルバーケースに黒文字盤のベンチュラはすんなりマッチする。
それでいて、アシンメトリーな“アトミックエイジフォルム”は、目を惹くのに十分だ。
「’50年代から変わらない完成されたシルエットの一本は存在感があり、アクセを重ね着けせずとも華やかに見えます」。
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