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2023.09.01

ファッション

ルイ・ヴィトンの定番復活!秋の大本命「エピ」が現代的&ポップになって帰ってきた

上から時計回りに「モンスリ・メッセンジャー」 H19×W34×D11cm 50万3800円、「マキシ ノエ・スリング」 H48×W34×D18cm 63万2500円、「ソフト・ポロション」 H17×W33×D17cm 50万3800円/すべてルイ・ヴィトン 0120-00-1854 

上から時計回りに「モンスリ・メッセンジャー」H19×W34×D11cm 50万3800円、「マキシ ノエ・スリング」H48×W34×D18cm 63万2500円、「ソフト・ポロション」H17×W33×D17cm 50万3800円/すべてルイ・ヴィトン 0120-00-1854 

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ルイ・ヴィトンの「エピ」がコレクションラインに久々登場、というニュース。しかしながら復活というよりむしろ新作の佇まいで、時代の空気が漂うグッドデザインに仕上がっている。

洗練の理由はおそらく素材の対比にある。

エピならではの“麦の穂”をイメージした型押しカーフレザーに、白のロゴ入りテキスタイルストラップという組み合わせ。上質とカジュアル。伝統とトレンド。

相反する要素を大胆&繊細にパッケージしているから、古さを感じないのである。

型もいい。小ぶりなメッセンジャーバッグはアクティブな街歩きにぴったり。大容量のスリングバックはトート感覚でラフに持つのもよさそう。

そして手持ちでもクロスボディでもいけるショルダーバッグは、パートナーとの兼用も◎の秀逸デザインだ。

バッグ本体のリッチなブラウンカラーに白文字であしらわれたブランドのシグニチャーが映える。この意匠もまた、現代的でポップな雰囲気を醸し出す要因のひとつだ。

エピは1985年の誕生以来、今なお愛され続けているメゾンの偉大なパターン。この秋の大本命バッグとしての見事な登場を、改めて歓迎したい。

この記事は、オーシャンズ10月号のほんの一部。すべての特集は本誌でチェック!


清水健吾=写真 来田拓也=スタイリング 加瀬友重=文

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