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2023.09.10

ファッション

デザイナー鈴木真悟流“古着MIXコーデ”の極意。サラリと大人っぽく見せるコツは……



「大人だし、古着出汁」とは……

普段から古着を愛用するデザイナーの鈴木真悟さん。

彼から古着の取り入れ方を学ぶべく、「アームズ クロッシング ストア祐天寺」で見つけた掘り出し物を着こなしてもらった。

【写真13点】「デザイナー・鈴木真悟流、古着MIXコーデの極意」の詳細写真をチェック

鈴木真悟(すずき・しんご)⚫︎「サタデーズ ニューヨークシティ」でプレス、そしてブランドマネージャーとして活躍したのち、2020年に独立。自身のブランド「19SO(ナインティーンエスオー)」を設立する。展開するコレクションは、普段の生活に落とし込みやすいと評判を呼び多くの大人たちの間で話題に。

鈴木真悟(すずき・しんご)⚫︎「サタデーズ ニューヨークシティ」でプレス、そしてブランドマネージャーとして活躍したのち、2020年に独立。自身のブランド「19SO(ナインティーンエスオー)」を設立する。展開するコレクションは、普段の生活に落とし込みやすいと評判を呼び多くの大人たちの間で話題に。


コーデ① 鮮やかキューバシャツは黒でクールダウン

シャツ=古着 Tシャツ=ステューシー パンツ=19SO 靴=ヴァンズ 眼鏡=アヤメ

シャツ=古着 Tシャツ=ステューシー パンツ=19SO 靴=ヴァンズ 眼鏡=アヤメ


「ちょっと冒険ですよね(笑)」といいつつ、鈴木さんが選んだのは鮮烈な赤のキューバシャツ。聞けば、キューバシャツは今まで手にしたことがないとか。それなのに何故?

「こういうシャツをハズしで取り入れるのは面白そうだなと。赤という色はどうしても印象が強くなりますが、このシャツは古着特有のヤレ感もあってそこまで派手さは感じません。大人が普段の着こなしに色を取り入れる場合は、ややくすんだ色味を選ぶことでハードルは下がると思います」。

シャツ以外の色に気遣えば、ワル目立ちもしないという。



「もうひとつ強い色を加えることで、赤が全面に出にくくなると思います。とはいってもホットな原色系というよりはクールな黒。赤と黒は相性もいいですし、ビシッと引き締めてくれます。黒のスラックスにサンダルを合わせるのもアリですが、やはりショーツにすることで黒の重たさを軽減できます」。

インナーに白Tを選べば全体の印象が軽やかに。ただ、“大人が着る”という前提で考えたときに注意点もあるとか。
 

「もう少しやんちゃ感を出したければTシャツの代わりにタンクトップという選択肢もあります。ただ、いい大人ですし着るシーンが限定されちゃうかなと。それは、足元も同様です。キューバシャツにパンチがありますしボトムスもショーツなので、ほかはシンプルに白Tと黒のヴァンズ、これぐらいがいい塩梅かなと思います」。

被り物をプラスする場合は、バケットハットやキャップを合わせるのがオススメだという。



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