「STAY YOUNG総合研究所」とは……▶︎すべての写真を見る ちゃんとケアしているのに、なぜかカラダの嫌なニオイが消えない……。
もしかしたら、ニオイの見極めが間違っているのかも。
男性のヘルスケアに詳しい“東大医師”が、オーシャンズ世代が陥りがちなニオイケアの盲点を突く。
ニオイ対策は“見極め”が重要
教えてくれたのは松倉クリニック表参道 医師 田路めぐみ先生●東京大学医学部卒業。日本抗加齢医学会専門医、日本形成外科学会専門医。数々の臨床病院で形成外科チーフ職を歴任。男性のカラダの悩みやヘルスケアにも積極的に取り組む。著書に『東大医師が教える 最強の育毛革命』(集英社刊)など。
そもそも男性は、女性よりもニオイ発生のリスクが高い。
「その理由は男性ホルモンが皮脂の分泌量を増やし、かつニオイのもとなる物質を大量に出すアポクリン汗線を発達させるため。
女性の体内でも男性ホルモンは分泌されていますが、男性のほうが、圧倒的に男性ホルモンの量が多いのです。同じ温度で過ごしていても、男性のほうが嫌なニオイの発生率は高まります」(田路先生)。
そんな男性のニオイ対策は最初の“見極め”が重要だという。
「男性のニオイには、ミドル脂臭から加齢臭、汗臭などさまざまな種類が存在します。汗のニオイに、ミドル脂臭の対策をしても解決することはできません。
ニオイのイメージや発生元などをヒントに、気になるニオイが何なのかを見極めることが先決なのです」。
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