日本で街中のスケボーを許可した実例
現にそういった動きに合わせ、実際のストリートスポットを期間限定で開放するという、さらに一歩進んだ動きも始まっているのだ。
その最たる例がNike社と、ZOZO社による「BLOCK PARTY」というイベントだ。
これは幕張にあるワールドビジネスガーデンという敷地を解放したものだったのだが、”熱気ムンムン”という言葉がピタリと当てはまるほど盛大な盛り上がりとなった。 次から次へとなだれ込むようにトライをかさねるスケートボーダー。その様子をスマホ片手に興奮しながら見守るオーディエンス。現場の一体感は写真の通りだ。
会場内はとにかく多くの人でごった返していた。現場の熱気が写真からも伝わってくる。
これは昨年に続き開催されたX Games Chibaに合わせて行われたものなのだが、実際に大会の方に出場していた選手も飛び入りで参加していたので、それだけでもどういった空気感であったのかがお分かりいただけるのではないかと思う。観客席と滑走スペースが区切られた競技会では、決して感じるのことのできない一体感がそこにはあったし、こういったところこそ、スケートボード元来の姿といっても差し支えないだろう。
そのため一般の方からしたら信じられないかもしれないが、競技者として第一線で活躍している人にとっても、ストリートは大きな自己表現の場になっているのだ。
X Games Chiba 2023の男子パークで4位入賞となったオウグスト・アキオ選手。彼も会場の盛り上がりから飛び入り参加したひとり。
5/5