顔が別人と化した原田龍二
僕はいつものルーティンで1人検証を行いましたが、何かを見たり聞いたりというのはなかったんです。でも、いろんな方向から誰かに見られているっていう、何かゾッとする感覚はありました。
僕のロケを終えてみんなと合流すると、僕の目がつり上がってて、顔が別人になってるって言われたんです。「一緒に何かを連れて帰って来ちゃったね」って。
どうやら、何かに取り憑かれてたみたいです。でも、取り憑かれている僕自身はそれに気づかない。それって怖いことだなっていう発見がありました。それだけでも、結構やばい感じだったんですけど、本題はここからなんです。
「僕が1番狙われている」の意味とは
やーかず君がいきなり「ちょっといいですか」って、口火を切ったんですよ。
なんでも、彼が1年前に羽生蛇村に来たときに目にした、ある1枚の写真がどうしても気になると。「僕が一番狙われているから、行かないと終わらないんだ」って言い出したんですね。
ロケの予定にはない、唐突な話でした。ロケ時間も押してる状況なのに、いきなりそう口走ったんですよ。
今思えば、もうそのときから彼の様子はおかしかったのかもしれないですね。
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