▶︎すべての写真を見る 三菱自動車が、1トンピックアップトラック「トライトン」をフルモデルチェンジし、タイ・バンコクで世界初披露するとともに、タイで販売を開始。
今後はアセアンやオセアニアから順次グローバルに展開するほか、日本市場へは約12年ぶりに投入する計画で、来年初頭の販売を予定している。
三菱自動車のピックアップトラックは1978年に発売以来、45年間で5世代にわたり約560万台を生産し、世界約150ヵ国で販売してきた三菱自動車の世界戦略車だ。
約9年ぶりのフルモデルチェンジで6代目となった新型「トライトン」は、「Power for Adventure」という商品コンセプトのもとで開発を進め、内外装デザインからシャシー、ラダーフレーム、エンジンなどを一新した。
新型「トライトン」は、SUVの快適性とトラックの実用性を兼ね備えた2列シートのダブルキャブ、1列シートのベーシックなシングルキャブ、そしてフロントシート後ろに荷室スペースを設けることでリクライニングも可能なクラブキャブと、用途に応じた3タイプのボディを設定した。
またボディを大型化し、環境性能と動力性能を大幅に向上した新開発の2.4Lクリーンディーゼルターボエンジンを搭載。
ラダーフレーム、サスペンションなど主要コンポーネントを三菱自動車独自で新開発し、スーパーセレクト4WD-IIシステムには電子制御のアクティブヨーコントロール「AYC(Active Yaw Control)」を組み合わせ、ドライブモードをアップデートするなど、走行性能を大幅に強化した。
さらに新たにレーダークルーズコントロールシステム「ACC(Adaptive Cruise Control)」をはじめとする最新の安全装備や、コネクティッド技術を用いたエマージェンシーサービスなどを投入。
ハード面だけでなくソフト面でも安全性、快適性が大幅に向上した。