げっ、久々にアクセサリーを着けようとしたら黒く変色しとるやんけ!なんて経験、誰しも一度や二度はあるだろう。しかし、メンテナンスされすれば、元の輝きを取り戻すのでご安心を。
今回は、シンパシーオブソウル・ディレクターの藤本さんに自宅でできるアクセサリーのメンテナンス方法を教えてもらった。
【写真14点】「アクセサリー本来の輝きが蘇る4手順」の詳細写真をチェック 教えてくれたのはこの人 藤本徹也さん●アクセサリーブランド「シンパシーオブソウル」のデザインやディスプレイのディレクションを担当、自らも製作を手がける。シルバー業界でのキャリアは20年を超えるベテラン。
まずはメンテナンスに必要な道具をチェック
今回アクセサリーのメンテナンスに使うのは以下のアイテムだ。
【用意するもの】
シルバークリーナーやクロスはシンパシーオブソウルのオンラインストアでも購入可能だ。
・液体クリーナー(シルバー専用/ゴールド専用)
・シルバーポリッシュクロス/ゴールドポリッシュクロス
・柔らかい布やタオル
・ピンセット
自分でアクセサリーをメンテナンスするときは、なるべく専用の道具を揃えた方がいい、と藤本さんは話す。
「自宅にある重曹やアルミホイル、熱湯などで黒ずみを取る方法もあるそうですが、個人的にはあまりオススメしません。
お湯を使うとその温度調整や浸す具合が難しくなってくるし、場合によってはさらに変色してしまう可能性があります。今はネットで気軽に専用のメンテナンスグッズを購入できるので、ぜひ使ってみてください」。
それでは早速、メンテナンス方法を教えてもらおう。
メンテナンスするのはこのシルバーリング!
「今回はこのリングをメンテナンスします。比較的状態は綺麗ですが、繊細な彫刻の部分に少し変色が見られます」。
【手順①】水で洗いながら埃を取り除く
「目視では分かりづらくても、アクセサリーの表面には埃やゴミが付着していますし、皮脂汚れや汗が残っていることも考えられます。まずそれらを取り除く作業から始めましょう。水で濯ぐ程度で問題ありません。
知識がないまま洗剤で洗ってしまうのはNGです。塩素系の洗剤を使うとアクセサリーにダメージを与えかねません」。
【手順②】水気をしっかり取る。
「水洗いを終えたら、しっかり乾いた布で水気を取ってください。残り水にも気を付けてくださいね」。
「細かいところにはどうしても水が溜まってしまいます。工房ではエアーコンプレッサーを使ってしっかり水気を取りますが、自宅の場合は、パソコンの埃を取るときに使うようなエアダスターがオススメです。お持ちでない方は自然乾燥がベターかと思います。
ドライヤーを使われる方もいらっしゃいますが、熱を当てすぎてしまうと変形のきっかけにもなりやすいので避けた方がいいですね」。
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