⑤ リグ

1万2320円／リグフットウェア（メスタ　042-519-4944）

トライアスロンやトレイルランニング、ロードバイクなど。さまざまなフィールドで活躍する国内トップアスリートたちの意見を取り入れて、日本人にとって最も快適なデザインを追求。2019年生まれの「リグ」は、国内初となるリカバリーサンダルブランドだ。

衝撃吸収性に優れ、足腰へのストレスを和らげる優しきプロダクトは、ヘルニアや腰痛持ちのユーザーからの信頼も獲得。青竹踏みと同様の効果を期待できるフットアーチなど、細部の積み重ねで違いを生む。

代表作の「ムグー」は、裸足感覚の気持ち良さを叶えるトングタイプ。甲部分への負担が極限まで軽減され、フィッティングはアジャスターで手軽に調整できる。

⑥ ダナー

5500円／ダナー（ビリーズエンター渋谷店　03-5466-2432）

かのブーツ界の巨匠もまた、リカバリーサンダルに注目。山登り後の足を解放して緊張を解きほぐす、アフターハイク用のモデルが登場している。

「ミズグモ フリップ」というモデル名の通り、水の上に立つかのような快適性を体感できる「ミズグモフォーム」を搭載。特殊な分子構造を引っさげ、クッション性と反発性という本来は相反する作用を絶妙なバランスで両立した。

土踏まずのアーチサポートを確保した立体的フットベッドも見どころ。従来のEVA素材より10%ほど軽量化され、紫外線や温度の変化による変形・変色・劣化を起こしにくいといった夏仕様でも心弾ませる。

⑦ フリーウォータース

7480円／フリーウォータース（ライクス　0467-88-7750）

目指したのは、究極のクッション性だ。柔らかさと反発力を兼ね備えた特殊配合のEVA素材を、研究の末に導き出された温度と時間で成形。そんなオリジナルマテリアルを全面に採用した「クラウド9 スライド」は、半永久的に気持ち良さを味わえる。

ブランドが突き詰めた究極は、足だけでなく地球環境にも好影響を与える。扱うEVA素材は、すべてひまし油で作られているのだ。その原料となるトウゴマの実がなる木は、成長に際して多くの炭酸ガスを吸収し、大気中の二酸化炭素を削減。究極のサンダルは着用者の足を優しく包みながらも、気分まで優しくさせる。

⑧ シャカ

8580円／シャカ（ブルームーンカンパニー　03-3499-2231）

定番のスライドサンダルが、ブランド初の一体成型EVAインジェクション製法によって一新。クッション性に優れるうえ、超軽量でお手入れもラク、いいこと尽くめの「チルアウト EV」は、まさしく格別のチルタイムを約束する。

スポーツサンダルに定評があるブランドの基本レイアウトを踏襲し、ストラップは面テープで調整可能。合わせの幅を広げるソリッドなカラーリングも特筆で、オフィスでもアウトドアシーンでも活躍必至だ。

まとめ

以上、人気急上昇中のリカバリーサンダルについて解説した。足の疲れを癒し、コーディネイトにヌケをもたらし、気分までリラックスさせる魔法のシューズ。

数ある候補の中からあなたが選んだシンデラレフィットが、気持ちいいファンライフの一助となれば幸いだ。