「AIR JORDAN 38」2万9700円／ナイキ（ナイキ カスタマーサービス 0120-6453-77）
1985年に誕生した初代「エア ジョーダン 1」を皮切りに、実は「エア ジョーダン」シリーズから毎年のように後継モデルが発売されているのをご存じだろうか。
「じゃあ、今は何代目なの？」と頭にクエスチョンが浮かんだ読者も多いかもしれないが、基本的に1年に1モデルがリリースされているので、「いつ何代目が発売されたか」は1985年から数えると分かりやすい。
さて、2023年8月には「エア ジョーダン XXXVIII」が発売を迎える。えーっと、XXXVIIIということは……なんだ？ なんて読むんだ？
もはやローマ数字だと読み解くのも困難だが、今年は1985年から38年後。アラビア数字に変換すると「エア ジョーダン 38」ということになる。
徳川幕府でさえ15代までしか続かなかったのに、エア ジョーダンはまもなく40代目に迫ろうとしているのだ（どんな比較だ）。もはやスゴすぎて笑えてくるが、当然、機能性は進化の一途を辿っている。
「エア ジョーダン 38」は、マイケル・ジョーダンの巧みなフットワークから繰り出された伝家の宝刀フェイダウェイ・ジャンパーをヒントに、コートでの機動性に着目して生み出された。
アッパーはスムースレザーと編み込みニットで構築され、ソールはプレイヤーが接地感をより体感できるよう薄めに設計。
しかし、放射状のヘリンボーンパターンが特徴的なソールユニットにはフルレングスの「ズーム ストロベル」と「クシュロン 3.0 フォーム」を備えることで、最適な反発性とクッション性を提供する。
一方デザイン面では、1993年の「NBAファイナル」（注：優勝チームを決めるシーズン最後のイベント）でシカゴ・ブルズを3連覇に導いたジョーダンの活躍にフォーカス。
そのときに足元を支えていた「エア ジョーダン 8」のアイコニックなストラップを彷彿させるXプレートを新たに搭載することで、常に脚がソールからブレないようにサポート。
ライナーには3連覇を意味する3つのダイヤモンドをあしらい、履き口にも41個のクロスステッチを施すことで1試合の平均得点（41点）を表現した。
なお「エア ジョーダン 38」は、シリーズ最新作であると同時にジョーダン ブランド史上最もサステナブルな1足でもあり、全体重量の20％以上がリサイクル原料で構成されるなど、環境面にも配慮したモデルだという。
改めてシリーズの歴史とDNAを感じさせてくれる「エア ジョーダン 38」は、8月18日（金）にナイキの公式オンラインストアやブランドストア「ジョーダン ワールド オブ フライト シブヤ」などで発売開始だ。
［問い合わせ］ナイキ カスタマーサービス0120-6453-77 
