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これまでの流れを踏まえ今後の展開を大胆予測!

シーンを騒がせた伝説的モデルの復刻は、その後の展開も予想外だったとおっくんさん。



「これが出た翌年、エア シップをベースとしたア・マ・マニエールとのコラボモデルが発売されたんです。ア・マ・マニエールコラボといえば、配色も含め大人っぽいシックなデザインが特徴ですよね。ただ、これがめちゃくちゃシンプルで、なんだか、らしくない佇まいだったんですよ」。

確かに見た目はド直球な配色。

 

「青×白。いわゆる、エア シップのオリジナルカラーですけど、なぜ?っと思っちゃいましたね。コラボと分かる意匠は、シュータンに入ったア・マ・マニエールの刺繍だけ。

ヒールを見てもナイキのエアロゴのみ。それぐらい、ナイキさんの方では元のデザインを崩したくないぐらい大事にされているモデルなのかなと感じました。

それもあって、特別なコラボを小出しに発表していくのかと思っていたら、今年、意外にも3色リリースしてきたんです」。

インラインで発売されたのは、オレンジ、グリーン、イエロー。

この後発売されたのは、オレンジ、グリーン、イエロー。


「販路はおそらく限定していると思います。ア・マ・マニエールとのコラボも2300足限定でした。同じタイミングでBMXのナイキ専属ライダー、ナイジェル・シルベスターとのコラボも発表されましたけど、どうやらフレンズ&ファミリーに向けた配布のようで、一般販売は似たカラーが発売されました。こちらも海外でしか販売されていません。数多く市場に出回るような出し方はしていない。だからこそ、コレクター魂を触発しますよね」。

この流れを受け、おっくんさんはエア シップが今後さまざまなカタチでリリースされるのではと予測する。



「ナイキさんで昨年多発したのがエア ジョーダン 2。僕的に“AJ2事件”といっているんですけど、さほど注目を集めてこなかったモデルなのに、ア・マ・マニエールとのコラボなどで『エア ジョーダン 2って実は格好良くない?』 みたいな空気になった。

それも以前の動画でお話したかと思うんですけど、案の定、リリースが頻発しました。もしかすると、エア シップも同じような流れを辿ることも考えられますよね」。



エア ジョーダンコレクターで知られるおっくんさんだけに、“それ以外のモデル”であってもエア ジョーダンとリンクしたモデルをチョイス。

しかも、発売当時のオリジナルを持っているだけに想いもひとしお。エア ジョーダン 1のベースとなったとされるエア シップ。今後の展開に期待である。

佐藤ゆたか=写真 菊地 亮=取材・文

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