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2023.07.01

ファッション

支持率No.1! 立ち仕事の人気ショップ店員が「ビルケン」「ホカ」のサンダルを頼るワケ


▶︎人気ショップスタッフが愛用するサンダルを写真で見る

ショップスタッフ推薦!お洒落サンダル総選挙●「立ち仕事の多いショップスタッフがヘビロテするサンダル=お洒落+疲れにくいサンダル」である。そんな方程式に基づき、人気ショップのスタッフたちのサンダル事情を徹底調査。お洒落サンダル総選挙2023年、開幕〜!
「いらっしゃいませ」から「ありがとうございました」まで。ショップスタッフは店頭に立ち続け、気持ちのいい笑顔を向けてくれる。そんな彼らの足元を支えるのは、果たしてどんなサンダルなのか。

ビームスやアーバンリサーチをはじめとした人気のショップにアンケートをとったところ、高い支持率を獲得したのが「ビルケンシュトック」と「ホカ」だった。

なぜこの2ブランドが人気なのか。実際に彼らが履いているモデルをコメントとともに、紐解いていこう。

① ビルケンシュトックの「チューリッヒ」

1万8700円/ビルケンシュトック(ビルケンシュトック・ジャパン 0476-50-2626)

1万8700円/ビルケンシュトック(ビルケンシュトック・ジャパン 0476-50-2626)


シンプルなワイドストラップと足の形状に合った立体的なフットベッドを組み合わせ、見栄えも着用感も抜群。まさに安心感のカタマリのような大定番「チューリッヒ」は、リピートするスタッフも少なくない。

そのうちのひとりであるアーバンリサーチドアーズの菅原僚之さんは、大学生の頃からずっと愛用しているという。

「自分の足型にフィットするのはもちろん、スエードが柔らかいため履き始めでも痛くならない。スタイリングの幅が広いのも、仕事中に頼れる要因ですね」と大絶賛だ。



ジャーナル スタンダード レリューム 西宮ガーデンズ店の店長を務める山本佳史さんも、ビルケンシュトックならではの優しい履き心地に太鼓判を押す。

「人間工学に基づいて作られているだけあって、一日中立ち仕事をしていても疲れにくい。ビーサンとは天地の差です(笑)」とのことだ。

② ビルケンシュトックの「ボストン」

2万900円/ビルケンシュトック(ビルケンシュトック・ジャパン 0476-50-2626)

2万900円/ビルケンシュトック(ビルケンシュトック・ジャパン 0476-50-2626)


同じくビルケンシュトックのロングセラー「ボストン」を推す声も聞かれた。足の前方まですっぽりと覆われたデザインが、サンダルでありながら革靴のような品の良さまでアピール。とはいえ履き心地は開放感たっぷりとくれば、頼らない手、いや“足”はないのだ。

丸みを帯びたトウやワンストラップの仕様など、キュートでイナタいルックスもファンを魅了。ジャーナル スタンダード レリュームの山本さんはチューリッヒとともに“ビルケン2大銘品”に挙げ、コーディネイトを楽しんでいるご様子。



「エッジの利いた太いパンツもしくはフレアパンツをはくことが多いのですが、チューリッヒ、ボストンともに上手くスタイルに馴染んでくれるので重宝しています」(山本さん)。

③ ビルケンシュトックの「アリゾナ」

1万1000円/ビルケンシュトック(ビルケンシュトック・ジャパン 0476-50-2626)

1万1000円/ビルケンシュトック(ビルケンシュトック・ジャパン 0476-50-2626)


こちらも都市名を冠したロングセラーモデル。ダブルストラップの「アリゾナ」は肌が見える面積がほかのモデルに比べてやや多く、より開放的でリゾートライクな雰囲気に。夏のビルケンを代表する傑作で、街でも海でも遊びたい大人の欲求に応えてくれる。

ジャーナル スタンダード 渋谷スクランブルスクエア店店長の阿部高明さんさんは、今作を相棒に指名。その理由はやはり、医学由来の機能性とデザインの万能性にあった。

「なんといってもフィット感が抜群。ドイツ生まれの健康靴をルーツとするだけあり、これに慣れると代用が利きません。そのうえで、どんなテイストのコーディネイトともうまく馴染んでくれる。手放せないし、手放す必要がない。ビルケンって本当に凄い!」(阿部さん)。

④ ビルケンシュトックの「キョウト」

[上]2万2000円、[下]2万9700円/ともにビルケンシュトック(ビルケンシュトック・ジャパン 0476-50-2626)

[上]2万2000円、[下]2万9700円/ともにビルケンシュトック(ビルケンシュトック・ジャパン 0476-50-2626)


エターナルでコンフォータブル。大人サンダルの代名詞たるビルケンは、定番モデルを履き続けるだけで十分サマになるし気持ちいい。ただし、ファッションを楽しむにはアップデートも必要だったりする。

新色や別注に触手を伸ばして、“色ち買い&素材ち買い”を楽しむのもいい。でも、こんなモデルを選べばより新鮮な気分に。

2020年にリリースされた「キョウト」は、新顔と呼ぶには少々失礼なほどの知名度と、和の着物をイメージしたストラップ構造が特徴。ショップスタッフにも愛用者が多い。



「店頭ではあまりカジュアルすぎないスタイリングをモットーにウェアリングします」と語るのは、ジャーナルスタンダード レリューム ららぽーと立川立飛店店長の榎本 順さん。

「モダンなデザインと、ベルクロでフィット感を微調整できる機能が見事に調和。とても履きやすいです」との理由で、チューリッヒからの“乗り換え”にいたったそうだ。


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