すべてが試行錯誤の連続だった。
そんな彼女を推薦してくれたのは、デジタルマーケティング部の寺道由佳さん。
「33歳でマネージャー職というのは弊社では珍しいです。ふわっとしているように見えて仕事はかっちりしっかりしているので、どの部署からも『まずは齋藤さん』と声がかかりますね。社内調整や部署同士の連携業務もちゃんとしているので、頼られるんです」。
じつは、今回の取材も「いいんじゃない?」と背中を押してくれた寺道さん。
さて、次はラグジュアリー編の「BELLUSTAR TOKYO, A Pan Pacific Hotel」を見学させてください。
フロントからしてリッチな雰囲気。
39階からタワー最上階の47階に位置するので、当然眺望もよい。
客室の一例。
しかし、「BELLUSTAR TOKYO, A Pan Pacific Hotel」ではぜひ見ておきたいものがある。5室あるというペントハウスだ。中でも「sora 天」は1泊およそ316万円の部屋。
ペントハウスの中でも最も広い277平米。
しかしさやかさん。どんな人が泊まるんですか?
「両ホテルとも7、8割は外国人のお客様を想定しています。一方、ゆくゆくはタワー内のシアターに映画祭を誘致したいという思いがありまして、海外のVIPの方に安心して泊まっていただけるというのが狙いです」。
なるほど、それが実現したら歌舞伎町もさらに盛り上がるでしょうね。
両ホテルでは4月に開催された「東京レインボープライド」に出展するなど、LGBTQなど多様性への取り組みは本気のようだ。
多様性の街、新宿・歌舞伎町に新しくできる2つのホテルをアピール。
印象的だったのはアートといい、ボウリングのレーンといい、東急サイドから「地域とともに歌舞伎町を盛り上げたい」という姿勢を強く感じたこと。今後の展開も楽しみだ。
最後にナイスビューの前で記念写真。
では、読者へのメッセージをお願いします。
下から見上げるのもよいが、中に入るとさらに胸がときめくホテルでした。
[取材協力]HOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotelwww.hotelgroove.com BELLUSTAR TOKYO, A Pan Pacific Hotelwww.bellustartokyo.com