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「緩い空気感に、太めパンツと丸いフォルムのビルケンがハマります」

by ジャーナル スタンダード バイヤー 小林雄大さん
小林さんの推しは2足。「ボストン」に加え、踵が覆われたデザインが特徴的なシューズタイプの「ロンドン」だ。共通点は、どちらもフォルムが丸いこと。その心は?



「緩い空気感を出すために太めのパンツを履くことが多いので、丸いフォルムのボストンやロンドンがハマるんです」。

ちなみに最近は、幅の狭いナロータイプの丸くて細いボストンが気分なんだとか。

「普遍的なデザインであるがゆえに、その時々の気分に合わせていかようにもハマってくれるのがビルケンの魅力。今後も自分のスタイルはもちろん、ジャーナル スタンダードのコンセプトにもマッチしてくれると思います」。

ちなみに30代後半になって、体力や体型の変化を感じるようになったものの「ビルケンを履くと、健康に気を遣っている気にもなれます」とのこと。

ビルケンがこうも愛される理由は、医療用サンダルを出自に持つ、確固たる機能があればこそなのだ。


「雨や雪の日以外は厚手のソックスを合わせてほぼ1年中履いている」

by ビューティ&ユース メンズバイヤー 多田亮平さん
最後にご登場いただくのは、ビューティ&ユースのメンズバイヤー、多田亮平さん。こちらは、2021年秋冬に同社が別注した「ボストン」だ。



「インラインのボストンも好きで履いているのですが、この別注モデルはブラックのスウェードにビッグバックルがあしらわれているのが特徴。デニムやウールパンツといった、秋冬服との相性が良いのはもちろん、足元にサンダルを持ってくることで、ちょうどいい抜け感が出せるところも最高です」。

秋口から初夏まで、雨や雪の日以外は厚手のソックスを合わせてヘビロテしているという多田さん。

一方で、夏本番になると、つま先が覆われたボストンではなく、お馴染みの「チューリッヒ」をはじめとする他のモデルがワードローブに入ってくるそう。


三者三様のビルケン愛。結論はズバリ、「ボストン強し!」だ。

外山壮一=文

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