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このように映画と密接に関わってきたラルフ ローレンが、今年新たに担当したのが、最新映画『クリード 過去の逆襲』(2023年5月26日日本公開予定)にて、マイケル・B.ジョーダン演じる主人公、アドニス・クリードの衣裳デザインだ。ボクシング映画の金字塔『ロッキー』のスピンオフ作品である、『クリード』シリーズ第三作目となる同作品は、チャンピオンとなり栄光を手に入れたクリードが、封印していた過去を知る幼馴染ダミアンと対決するというストーリー。

ラルフ ローレンは成功者となったクリードの華麗なライフスタイルを彩る衣装をデザイン及び制作しているが、注目なのは劇中でクリードが着用する6つのスタイルを同ブランドの店頭で注文できる、特別なカスタムオーダープログラム「アドニス・クリード フォー ラルフ ローレン」が用意されている点だ。

これまでも、劇中で登場人物が着用したアイテムをブランドが販売することはあった。だが、さまざまなシーンで登場する6つものスタイルを網羅し、理想的なサイズで手に入れられるカスタムオーダーで展開するというプログラムは、これまでなかった画期的かつ野心的な試みである。これならクリードの洗練されたライフスタイルをより自分と重ねられるだろう。

まさにそれは半世紀以上もファッションと映画を結びつけてきた、ラルフ ローレンだからこそ可能なことであり、新たなエポックメイキングとして映画史とファッション史に刻まれるに違いない。


フォーマルからドレス、カジュアルまで、幅広いシーンの衣装6ルックがオーダーできる「アドニス・クリード フォー ラルフ ローレン」。ラルフ ローレンの最高峰ライン、ラルフ ローレン パープル レーベルのオーダーサービス「メイド トゥ メジャー」がベースとなっており、衣装のベースとなったコート1型、スーツ3型、ジャケット1型、ドレスシャツ2型(すべて生地は固定)がオーダー可能。上質な素材と職人技を駆使したハイクオリティな逸品揃いだ。国内ではラルフ ローレン直営4店舗(表参道、新宿伊勢丹、うめだ阪急本店、岩田屋本店)のみで受付中である。



Akira Shimada=編集 Yasuhiro Takeishi=文
Forbes JAPAN=記事提供

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