「サファリではなく一般の道路で、象が闊歩している姿を見かけることもあります。きっと子供も喜ぶでしょうね」。
野生動物の生息するチトワン国立公園、家族連れでも大いに盛り上がること間違いなしだ。
自然調和型のラグジュアリーホテルが今の旬
竹内さんがチトワン国立公園に訪れた際に滞在した「バラヒ ジャングル ロッジ(Barahi Jungle Lodge)」。コテージの窓からはチトワンのジャングルが望める。
もうひとつ、竹内さんが今のネパール旅行の魅力として挙げるのがホテルである。
「ネパールのホテルというとバックパッカー向けの安宿のイメージが強いかもしれませんが、最近では自然調和型のラグジュアリーホテルも増えてきましたね。居心地が良いですよ」。
チトワン国立公園で泊まった「バラヒ ジャングル ロッジ」は、ペットボトルは使わない、調理で出た生ごみをコンポストするなど環境に配慮した経営だ。さらには、スタッフの90%以上が地元の人たちで構成されており、地元経済への貢献にも努めているのだという。
ネパール第二の街であり観光名所のポカラを散策する際に滞在した「サランコット マウンテン ロッジ(Sarangkot Mountain Lodge)」からの眺め。
「ポカラの中心街は賑やかなので、少し離れたサランコットという高台に滞在したんですが、ホテルのプールに映るヒマラヤが幻想的でした」。
「欧米人は、リゾートやリトリート目的で訪れる人も多いです。ホテルによってはアーユルヴェーダのセラピストがついてトリートメントを受けられますし、ヨガや瞑想の本格的プログラムを利用して長期滞在する旅行者もいますね」。
こんな雄大な景色を眺めながら食事を摂ることもできる。
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