これまで格子柄は1995年に2本の複雑時計にのみ採用され、それは時計にタリスマンの寓意と物語性を重ねたブランドの精神を表す記念碑になった。「トノウ カーベックス 30th」K18YGケース、縦45×横32mm、自動巻き。297万円/フランク ミュラー(フランク ミュラー ウォッチランド東京 03-3549-1949)
「腕時計の360度全方位的大解剖」とは……▶︎すべての写真を見る 昨年創業30周年を祝し、ダイヤルに格子柄を施した3針モデルが発表されたフランク ミュラーの「トノウ カーベックス」。
ブランドに審美性をもたらしたこのモデルのヘリテージを辿る。
[Variation]
[上]SSケース、縦45×横30mm、自動巻き。220万円 [左下]K18PGケース、縦45×横32mm、自動巻き。434万5000円 [右下]K18PGケース、縦55.5×横39.5mm、自動巻き。561万円/すべてフランク ミュラー(フランク ミュラー ウォッチランド東京 03-3549-1949)
[上]「トノウ カーベックス グランギシェ」歴代「トノウ カーベックス」でもオリジナルにあたる“2851”シェイプにビッグデイトを備え、スモールセコンドとも美しく調和する。
[左下]「トノウ カーベックス クレイジー アワーズ」本来あるべき位置ではなく、ランダムに配置された数字インデックスに時針がジャンプし時刻を指す。まさに時の哲学だ。
[右下]「トノウ カーベックス マスターバンカー」世界の金融市場の時刻が読み取れる時計が欲しいという銀行家のひと言から誕生。3つのタイムゾーンの時刻を表示でき、リュウズのみで時差設定可能な実用性を備える。
腕時計297万円/フランク ミュラー(フランク ミュラー ウォッチランド東京 03-3549-1949)、ニット26万8400円/ロロ・ピアーナ(ロロ・ピアーナ ジャパン 03-5579-5182)
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