ハンドルとキャスター、トロリーバッグの弱点を克服
冒頭にも少々触れたが、トロリーで最も壊れやすい箇所が、ハンドルとキャスターだ。もちろん、こうした点にも先回りして、ビクトリノックスらしい“気の利きよう”が垣間見られる。
ハンドルに関しては、負荷を分散させる特殊な形状を採用。よく見ると、スラントにセットされているのがわかる。
ビクトリノックス独自の革新的なハンドルシステム「スタビライジング テクノロジー(VST)」が、伸縮式のハンドルのぐらつきを最大50%減少させ、スムースな走行を実現してくれるのだ。
特に、預入する大きなサイズのほうは、チューブをさらに太く設計しており、扱いやすさも向上している。
そして、もうひとつの主役が、ホイールだ。こちらは、日本が誇るHINOMOTO社製のデュアル・キャスター・ホイールを、さらに三菱LISOF®︎の静粛性を備えた外輪を備えて、スムースな移動に貢献してくれる。
5/5