▶︎すべての写真を見る 「駿河台 矢口」店主の矢口憲一さんが青に惹かれる理由は、幼少期の忘れられない記憶に由来するそうだ。
「僕の祖父が山形県の飛島という、人口200人くらいの小さな島の出身。幼い頃に見たその島の景色が今も好きで、海にまつわる色や柄が増えたような気がします。
そのせいか僕が惹かれるのはリゾートみたいなエメラルドブルーより、日本海のような深いネイビー。無意識的にあの景色を求めてしまうんです」。
| 駿河台 矢口 店主 矢口憲一さん 47歳 東京都生まれ。さまざまな雑誌やアーティストのヘアメイクを手掛ける。2018年にはヘアサロン「駿河台 矢口」をオープンさせ、第2号店が蔵前に近々オープン予定。 |
大人になって実感した天然素材のありがたみ
「SNBYA.H」のメリノウールシリーズ「年を重ねるごとに気持ちいいものに惹かれるようになってきました。タンクトップから、カットソー、パンツ、ベレー帽と計6点、素材はすべてメリノウール。
このトロっとした質感がとても心地良くて、セットアップで着ることが多い。まさにユニフォームのような感覚です」。
見せても絵になるソックスは履き心地も抜かりなし
「オーガニックガーデン」のソックス「藍が混ざったオーガニックコットン製。あえて見せはしないけど、動いたときにチラッと見えてもいい感じだなと。リブの幅や締め付けすぎないところも好みです」。
普通のようで普通じゃないコラボレーション
「ニューバランス×SSZ×AH」のスニーカー「これもメリノウールと同じく、スタイリストの長谷川昭雄くんの仕事。デザインに大きな変わりはないけれど、このグレイッシュなブルーが好き。
普通に見えるんだけど、退屈にならない。そんな彼がつくる“塩梅”の虜になっているのかもしれません」。