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操作性もSFの世界にグッと近づいている。

テスラのように14.5インチの大型スクリーンがインテリアの主役で、スイッチ類はほとんど省かれている。もちろん現行型ボルボ各車から採用が始まったGoogleのインフォメーションシステムを搭載。

だから「オーケー、グーグル」から始めて、音楽を聴いたり、エアコンの温度調整をしたり、つまりステアリングから手を離すことなく、あれやこれやと操作ができるのだ。

さらにポールスター3で使用される素材は、バイオテクノロジー素材、動物福祉認証を受けたレザー、トレーサビリティを確保したウールなど、サステナビリティに配慮された素材が使われている。

Bowers & Wilkins製の25スピーカーオーディオシステムを搭載。

Bowers & Wilkins製の25スピーカーオーディオシステムを搭載。


こんな先端技術を満載した電気自動車が、コンセプトカーなどではなく、既にヨーロッパで受注が始まっていて、価格は8万9900ユーロ(約1300万円)から。

オプションのパフォーマンスパックを装着すると0-100km/h加速は4.7秒に。

オプションのパフォーマンスパックを装着すると0-100km/h加速は4.7秒に。


見た目もコンセプトカーみたいにカッコ良くて、中身もどの車よりも進んでいると思えるポールスター3。

そう考えると約1300万円も安く感じる上に、“ハイパフォーマンス電動車”ブランドの看板に偽りはなく、0-100km/h加速は素のポルシェカイエンより速い5.0秒なのだから、日本でも欲しい人はたくさんいるはずだ。

籠島康弘=文

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