「ビズビム」のスウェット、シャツ
シャツ9万2400円、肩に掛けたスウェット7万4800円/ともにビズビム 03-5468-5424、カットソー2万3100円/アンユーズド(アルファPR 03-5413-3546)、パンツ2万7500円/ノア(ノア クラブハウス 03-5413-5030)
[理由② 伝統]理想の青を表現するために、人は創意工夫を凝らす。ビズビムのスウェット&シャツはその好例だ。
前者は人類最古の染料といわれる藍染めのなかでも阿波藍を使用した本藍染めを施し、複雑で深みのある青は自然なムラを持つ。
一方、後者のシャツは、本来虫や蛇よけのために使用されていたインド藍染めの系譜に連なる、化学染料のインディゴ染め。ムラがなく、均一に染まるためクリーンな色となる。
青の豊かな表現方法は、伝統によって生み出されるのだ。
「ジョルジオ アルマーニ」のスーツ
スーツ35万8600円〜[オーダー価格]、シャツ5万7200円〜、タイ4万5100円〜、チーフ2万6400円〜[すべてオーダー価格]、靴14万3000円、バッグ3万5200円/すべてジョルジオ アルマーニ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン 03-6274-7070)
[理由③ 誠実]「着る人の個性を打ち消さず、むしろそれを際立たせてくれる色」。それが、ジョルジオ・アルマーニ氏が定義するネイビーの魅力だ。
服ではなく、あくまで着る人が主役となる。だからこそ、自分らしくあることができる。氏曰く「人との距離を適切に保つ色」でもあるという。つまり自分にも他者に対しても、きわめて誠実であるということだ。
人気のスリムフィットモデルのスーツを小物まで美しいトーン・オン・トーンの装いで。