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2023.03.26

ファッション

リーバイス、レインメーカー、アーバンリサーチ。この春注目のコラボデニム4選


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メンズカジュアルの定番といえばデニムで異論なし。そんなスタイル不問の魅力を、さらに使い勝手良くアップデートしてくれるのがコラボデニムの醍醐味だ。

この春に押さえておきたい、技アリの傑作をチェックしていこう。

リーバイス×エディフィスのブラックデニム

まずは、エディフィスからリリースされたコチラの1本。

今年、生誕150周年を迎えたリーバイス「501」のブラックデニムだ。

「別注501 ORIGINAL BLACK L26」1万5400円/リーバイス フォー エディフィス(エディフィス 新宿 03-5366-5481)

「別注501 ORIGINAL BLACK L26」1万5400円/リーバイス フォー エディフィス(エディフィス 新宿 03-5366-5481)


生地はややしっかりめの12.2oz。王道のストレートシルエットもそのまま。お馴染みのレザーパッチやビッグEのレッドタブをはじめ、リベットや色落ち加工、サイズ感など、オリジナルに倣ったディテールも申し分ない。



だが、何よりこのデニムの面白いところはレングスの設定にある。



写真を見て、「何かコレ、やけに太くて短いな」と思ったなら大正解。ウエスト40インチと44インチのみ、レングスは26インチという思い切った仕様なのだ。

オーバーサイズながらもレングスはジャスト。今をときめく絶妙なワイドシルエットが、労せず手に入るって寸法だ。

そんな「太くて短いデニム」でもう一つ。同じくリーバイスと、セレクトショップ「ビオトープ」とのコラボ作である。

リーバイス×ビオトープのインディゴデニム

「Levi's for BIOTOP 568 STAY LOOSE」1万6500円/リーバイス フォー ビオトープ(ジュンカスタマーセンター 0120-298-133)

「Levi's for BIOTOP 568 STAY LOOSE」1万6500円/リーバイス フォー ビオトープ(ジュンカスタマーセンター 0120-298-133)


ベースは近年、ストリートシーンでの存在感を高めている「568」(通称:ステイルーズ)。’90年代の雰囲気を醸すルーズフィットに、緩やかなテーパードをかけたシルエットが特徴的なモデルだ。



生地はネップ感のあるヘンプとコットンの混紡デニムにアレンジ。と、その時点でリラックスデニムとして優秀だが、コイツもキモはレングス設定のユニークさ。全ウエストサイズ共通で、レングスを30インチに統一するという潔さである。



前述のブラックデニムと、オーバーサイズながらもジャストレングスなのは共通なれど、コチラはインディゴカラー。有力な選択肢が増えたと思って、大いに悩んでほしい。

ラングラー×レインメーカーのGジャン

ジャケットからも注目作をピックアップ。

「COWBOY JACKET / ONE WASH」4万4000円/ラングラー × レインメーカー(レインメーカー 075-708-2280)

「COWBOY JACKET / ONE WASH」4万4000円/ラングラー×レインメーカー(レインメーカー 075-708-2280)


京都発のドメスティックブランド「レインメーカー」とデニムの老舗「ラングラー」がコラボした一品だ。

カウボーイジャケットの名作「11MJZ」をベースに、本作ではややタテムラ感が強い13ozワンウォッシュデニムを採用。



ジッパーフライ、フロントプリーツ、3ポケット、腕周りと裾のアクションプリーツなど、特徴的なディテールは細部まで踏襲されている。



一方で襟の形状をはじめ、フィッティングは現代的にアレンジ。およそ70年前に登場した傑作が見事なアップデートを遂げている。

BIG MAC×アーバンリサーチ サニーレーベルのセットアップ

最後はコチラ。

デニムオーバーシャツ1万5400円、デニムペインターパンツ1万6500円/BIG MAC×サニーレーベル(アーバンリサーチ https://www.urban-research.jp/shop/urban-research/)

デニムオーバーシャツ1万7600円、デニムペインターパンツ1万6500円/BIG MAC×サニーレーベル(アーバンリサーチ オンラインストア https://www.urban-research.jp/shop/urban-research/


1900年代初頭のアメリカを代表するアメリカンブランド「ビッグマック」と「アーバンリサーチ サニーレーベル」によるセットアップだ。

ベースは「デニムオーバーシャツ」と「デニムペインターパンツ」。オーセンティックなルックスながら、身頃をややワイドにしたりペイントを施したりするなど、シルエットや素材はモダンにバージョンアップされている。



赤のステッチやタックボタン、ウエスト内側のプリントなど、凝ったディテールも随所に。アメカジの気負わない魅力を改めて気づかせてくれる良作だ。

河野優太=写真 松平浩市=スタイリスト 外山壮一=文

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