▶︎すべての写真を見る 「キーン(KEEN)」から、転がるような歩き心地の革命的ウォーキングシューズ「WK400(ダブルケーフォーハンドレッド)」が発売された。
設計と開発に3年(約1万時間)、そして8000km以上に及ぶフィールドテストを重ねて、歩くためにイチから設計された代物だ。
1万9250円/キーン(キーン・ジャパン 03-6804-2715)
“歩くこと”は最も身近なアクティビティだ。フィットネスやストレス軽減や解消につながり、創造性を生み出すことも。
歩くことはシンプルでありながら、そのメリットは多岐にわたるのだ。
WK400を手掛けたのは、キーン創業者の長男であり、「ユニーク(UNEEK)」の発明家でもある、キーン グローバルイノベーション部門ディレクターのローリー・ファースト Jr.。
1万9250円/キーン(キーン・ジャパン 03-6804-2715)
開発のきっかけは、半年以上も歩行できない大怪我を負ったスキー事故だった。
回復までの道のりは非常に険しく、鎮痛薬をやめてから抑うつ症状と戦う日々は、まさに霧の中にいる気分だったという。
その重苦しい霧から彼を開放してくれたのは、リハビリ開始から4カ月後に実施した散歩だった。
歩いているうちに彼を包んでいた重苦しい霧は晴れ、気分はどんどん回復。人生で最もつらかった日々から彼を救い、日常に戻してくれたのが、ウォーキングだったのだ。
1万9250円/キーン(キーン・ジャパン 03-6804-2715)
この経験を世界の人々に共有し、“歩くこと”で人の役に立てないか? ウォーキングをより楽しいものにし、多くの人がその効果を実感できるようできないか?
そう考えたローリー Jr.は“歩行”を科学的に掘り下げる。
そして、生体力学的実験室の研究の過程で、人は一定の弧を描いて歩くことを突き止めた。
1万9250円/キーン(キーン・ジャパン 03-6804-2715)
歩行時、足は車輪のように一定の弧(カーブ)を描いて移動するのに対して、大半のシューズのソールはほとんど平らだ。
そこでキーンは、弧を描いて歩く動作をよりスムーズにする独自テクノロジー「キーン・カーブテクノロジー(KEEN.CURVETMテクノロジー)」を開発。
このテクノロジーは、まるで前方へ転がるような新感覚な歩き心地を実現するものだ。
背景には、一定カーブ形状の「コンスタント・カーブ・ジオメトリー」と「プレートテクノロジー」があり、つま先の約30mmのトウスプリングがスムーズな前進力を促す。
また、踵と前足部の間の前後約10mmのドロップが安定性をサポートしながら、前進力を更に促進する。
まさにケガの功名で生まれた傑作シューズWK400はデザインもユニークで、ファッションライフも明るく彩ってくれそうだ。
展開はメンズ4色、ウィメンズ4色。キーン直営店、
キーン公式オンラインストア、および各取扱い店にて実物が見れるが、購入の前に「試してみたい!」という人は、キーン直営店3店舗での10日間レンタルサービスに申し込むのもいいだろう。
[問い合わせ]キーン・ジャパン03-6804-2715