「足元を華やかにするならドクターマーチンのコラボものを!」
シューズはすべて上井さんの私物。
上井さんがもうひとつ“お助け革靴”に選んだのがドクターマーチン。
ジョージコックスと同様に英国生まれ。もともとは堅牢な靴として労働者階級に受け入れられ、1960年代には、モッズやスキンズたちの足元を彩った。
8ホールブーツがよく知られているが、2000年代以降は、シュプリームやヨウジヤマモト、コム デ ギャルソンといった、ファッションブランドとコラボで生まれた3ホール、5ホールシューズも話題をさらった。
上井さんは、コーディネイトの華やかなアクセントとして、ドクターマーチンのコラボモデルを投入することが多いという。
「足元に主張を持たせたいときに、ドクターマーチンの派手色やプリント、刺繍ものなど遊び心のある靴をチョイスします。ミュージシャンにも好きな方が多く、常にストックを増やしています」(上井さん)。
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定番ブランドの革靴やブーツも、数年ぶりに履いてみると新鮮で今っぽいなんてことは大いにある。“スニーカー以外”のお助け靴として、注目しておいた方が良さそうだ。