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2023.02.03

ファッション

Nロゴが消えた!? アイコン不在でもわかる「ニューバランス」の凄み


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ニューバランスのスニーカーといえば、アッパーの両サイドにデザインされたNロゴが目印。ところがこの新作には、肝心のロゴが見当たらない。
▲「TOKYO DESIGN STUDIO New Balance TDS 574 “2040”」3万800円

「TOKYO DESIGN STUDIO New Balance TDS 574 “2040”」3万800円/東京デザインスタジオ ニューバランス(ニューバランス ジャパンお客様相談室 0120-85-7120 )


実はこれ、アメリカと日本のデザインチームから成るニューバランスの新ブランド「TOKYO DESIGN STUDIO New Balance」が手掛けたニューモデル。




ニューバランス史上、最も多くの人に履かれたとされるマスターピース「574」を、「TDS574」として現代的に再解釈したシリーズの通算5作目なのだ。



冒頭でも触れたとおり、最大の特徴は「Nロゴがない」という大胆さにある。

とはいえ、基本的には「574」のデザインコードが踏襲されており、かのオーセンティックな佇まいはしっかりと残されている。




一方でソールにはドレスシューズに用いられるコバのデザインを採用するなど、新たなディテールのアレンジも抜かりない。


 
カラーリングは、最上級モデル「2040」をオマージュ。チャコールグレーのヌバック&メッシュアッパーをベースに、ネイビーやレッドを挿した配色は絶妙だ。



 
アウトソールはヴィブラム社と共同開発した新型のシャークソールを採用。深い刻み目の特徴的なルックスもさることながら、濡れた路面や岩場などでもしっかりグリップ力を発揮してくれる防滑性も備えている。
 


カジュアルにも上品にも履き回せるニューバランスの魅力をさらに強調することで、スタイリングの自由度をいっそう押し広げてくれそうな「TDS574」。

デザインも機能も質実剛健なニューバランスのアイデンティティさえ宿っていれば、ロゴがなくてもやっぱり格好良いのだ。


[問い合わせ]
ニューバランス ジャパンお客様相談室
0120-85-7120 

外山壮一=文

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