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「『ティンバーランド』feat.カミナリ」とは…… 「イエローブーツ」といえば、言わずと知れたティンバーランドの代表モデルにして、HIPHOPカルチャーを象徴する王道ブーツだ。2Pacやビギーらが愛用し、映画『8マイル』ではエミネムの足元も彩った。
今回は、その歴史と魅力、そして過去と現在をクロスオーバーさせたスタイリングをご提案。案内人は引き続き、ティンバーランドの大木文太さんにお願いしよう。
▶動画も観てね! カミナリ●ツッコミ担当の石田たくみ(1988年7月6日生まれ。茨城県出身)とボケ担当の竹内まなぶ(1988年9月16日生まれ。茨城県出身)により2011年に結成。バラエティを中心に、音楽番組などにも出演するなど幅広く活躍中。
今も労働者に愛される「イエローブーツ」
大木 今回はティンバーランドのアイコン、イエローブーツを紹介していきたいと思います。
カミナリ お願いします!
大木 イエローブーツの誕生は1973年、今年で生誕50周年になります。
たくみ 50年はスゴいよ。
大木 もともとアメリカの山奥で働いていたヘビーワーカーたちの足元を支えるべく作ったモデルで、完全防水なうえに優れた保温性を誇ります。発売当初から形はほとんど変わっていません。
たくみ 当時から履き口の部分も革だったってことですよね。めちゃめちゃセンスある。
まなぶ おしゃれ目的で作ったわけじゃないんだもんね。
大木 今でもアメリカでは、工事現場の方々などもこのブーツを履いてらっしゃいますね。
まなぶ それがファッションカルチャーにもピッタリ合うっていうね。今はカラバリも豊富だし、芸人の後輩も買ってたもんな〜。
たくみ 芸人の後輩が、俺らに「ブーツって何を買ったらいいですか?」って聞いてきたんだよね。だから「まずブーツといえばティンバーでしょ!」って教えてあげたんです。
まなぶ そうそう。
たくみ 実際にティンバーのブーツを買ったんだけど、普通はイエローブーツを買うじゃないですか。大定番だから。なのに、いきなりレッドを買ってきたんですよ(笑)。
大木 攻めましたね〜(笑)。
まなぶ レッドもカッコいいんだけど、まずはイエローだろっていうね。
たくみ 履きやすい色ならブラックとかもあるしね。
たくみ でも、なんで最初に採用したカラーがイエローだったんですか?
大木 噂では、最初にブーツを作ったときに余っていたレザーがこのイエローしかなかったそうなんです。
たくみ たまたま余ってたのがこの色だったんだ!
大木 作ってみたら思いのほかウケて、それこそ’90年代からはHIPHOPアーティストが履くようになり、“イエローヌバック”という愛称もついて定番カラーとして定着しました。
まなぶ もし余っていたレザーがレッドだったら、レッドが定番カラーになっていた可能性もあったんだ。
大木 ぜひ、この時季にこそ履いて欲しいですよね。完全防水なので。
まなぶ 雪とかにも強いからね。
大木 そうなんです。レザーにシリコン加工をしているので、絶対に濡れません。防水スプレーも必要ありません。
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