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2023.01.27

ファッション

「リーバイスなら絶対コレ!」スタイリストのガチ推しデニムは501、505、550……



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スタイリストの“お助け服”●服を知り尽くしたスタイリストたちが撮影現場に必ず持っていくアイテム、それすなわち最強の着回し力を持つ名品ナリ。買えば必ず依存する、スタイリスト公認ヘビロテ服を全力調査!
俳優やモデル、ミュージシャンなどのスタイリングを手掛けるスタイリストたち。彼らには、あらゆる撮影現場でフル活用する “お助けアイテム”があった。

どんなスタイルにも取り入れやすく、時に主役にもなる。そんな頼れる定番を、人気スタイリスト5名に聞いてみた。

話を聞いたのはこの5名
荒木大輔(あらき・だいすけ)
1976年、群馬県生まれ。長年ファッション雑誌を中心に活躍。映像作品や広告等では多くのミュージシャン、俳優を担当。最近はテレビドラマの現場でも活躍中。
上井大輔(かみい・だいすけ)
1977年、神奈川県生まれ。俳優、ミュージシャン、スポーツ選手からお笑い芸人まで、多くの著名人から信頼を得る。TV、映像作品、広告関連など、活躍フィールドは広い。
菊池陽之介(きくち・ようのすけ)
1979年、神奈川県生まれ。雑誌、映像作品、広告などで活躍するオールラウンダー。キッズブランド「SMOOTHY」のクリエイティブディレクターも務める。
高橋ラムダ(たかはし・らむだ)
1977年、東京都生まれ。モード、ストリート、ヴィンテージミックスなど、多彩なスタイリングは、国内外で高い評価を得る。動画サイトも話題。youtube.com/c/LambdaTakahashi
鹿野巧真(かの・たくま)
1984年、山形県生まれ。手掛ける俳優、ミュージシャンは数知れず。近年は、ヒップホップユニット、クリーピーナッツのメインスタイリストとしても多忙を極める。

まずオーシャンズ世代の永遠の定番である、リーバイスの「デニム」だ。ファッションのプロが絶大な信頼を置く品番やカラーは?

①リーバイス501(ブラック・ホワイト)

その誕生から150周年を迎える、501。デニムの代名詞でもあるストレートデニムは、スタイリストからの人気も高かった。

安心感があって外せないという意見がある一方で、「時代によってテーパードや股上の設定が微妙に変化しているのは悩ましい」「インディゴやブルーだと色落ち具合で印象が大きく変わる」という声もあった。

[左]1万5400円、[右]1万4300円/ともにリーバイス(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)

[左]1万5400円、[右]1万4300円/ともにリーバイス(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)


推薦人:鹿野巧真さん

推薦人:菊池陽之介さん

そんななか、お助け服として支持されたのはモノトーンの501。鹿野さんがよく使うのがブラックだ。

「僕がスタイリングに用いるのが、501のなかでもUSメイドの先染めブラック。本当によく使うので、リースではなく購入して何本もストックしています。できれば裾はカットオフさせたものが理想です。何にでも合わせられて、抜けのあるスタイルが簡単に作れるんですよ」(鹿野さん)。

菊池さんは501のホワイトをよく撮影現場に持っていくという。

「501ならではのストレートの持ち味が活かせて、なおかつ清潔感をアピールできるのがホワイトデニム。ジャケットスタイルを適度にドレスダウンするときにも助かっています」(菊池さん)。



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