リラックスしているのに大人っぽい「種カジ」とは……▶︎すべての写真を見る ーーアウターの欠かせない本格的な冬が到来。今日は、ブラウンのグラデーションがキマッていますね。 「着用点数が増えていくと色合わせは難しくなります。その点、グラデーションコーディネイトは、同系色をテキトーに取り込めばなんとかなるので、この季節には最適です」。
ーー種さんはテキトーなんて無造作感を強調したセルフプロデュースしていますけど、実はかなり計算してるんですよね? 「バレました?(笑)。もちろん、テキトーでもいいんですよ。でも少し気を使うとガラリと変わります、という話です」。
ーーでは、早速ポイントをお願いします。 「アウターや靴などの外側は濃度を高めに。理由は、外側が淡色になると、ただでさえ着込む冬服が膨張して見えるから」。
ーーなるほど、引き締め役になると。 「はい。色みのほかに気をつけたいのが、素材感。ここでは、ダイワ ピア39のアウターはポリエステルを使用しツイードの質感を再現した素材、インナー上下にシャギーニット、靴はスエードと、起毛感のあるもので揃えています」。
ーー暖かそうです。では、ブラウン系の配色を選んだのは? 「この季節に飲みたいミルクティーに由来しています。というのは半分冗談ですが、リラックスした印象があり、見た目の暖かみがあるのは確か。起毛素材を用いたミルクティーカラーのコーディネイトで、ココロもカラダも暖かくという算段」。
ーーどこか親しみのある男にも見えますね! 2/2