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乗用車としても十分な機能と使いやすさ

理由のひとつが、乗り心地の良さだと言われる。

またイタリア車らしい洗練されたデザインや、低床ゆえ乗降性が良く、室内も広く使えるといったことがあるようだ。

日本に導入されるのは右ハンドル仕様。クルーズコントロールやデジタルリアビュールームミラー、サイドビューカメラ等が備わる

写真は左ハンドルだが、日本に導入されるのは右ハンドル仕様。クルーズコントロールやデジタルリアビュールームミラー、サイドビューカメラ等が備わる。


また、停車時には運転席と助手席を180度反転させることができる。だからキャンプ地では運転席に座っていても家族と団らんを楽しめるってわけだ。

さらに今回日本に導入されるデュカトは、センターコンソールに10インチのタッチスクリーンを備えている。

そこにカーナビを表示させられるのはもちろん、スマートフォンを繋いで好きな音楽を聴ける。スマートフォン用のワイヤレスチャージ機能やキーレスエントリー&ゴー機能、衝突被害軽減ブレーキ、レーンキーピングアシスト等々も備わる。

つまり、商用車といっても(大きささえ慣れれば)乗用車のような感覚で運転できるのだ。

写真は欧州仕様の2021年モデルだが、こんな風に運転席と助手席を回転させることができる。

写真は欧州仕様の2021年モデルだが、こんな風に運転席と助手席を回転させることができる。


モデルバリエーションは下記の3種類がある。

•L2H2:全⻑5410×全幅2050×全高2525mm、ホイールベース3450mm、512万5000円〜

•L3H2:全⻑5995×全幅2050×全高2525mm、ホイールベース4035mm、530万円〜

•L3H3:全⻑5995×全幅2050×全高2765mm、ホイールベース4035mm、547万5000円〜

搭載されるエンジンは2.2Lのディーゼルターボで、9速ATが組み合わされる。

LEDヘッドライト、オートライト機能、レインセンサー等が備わる

LEDヘッドライト、オートライト機能、レインセンサー等が備わる。


こんな日本仕様のデュカトをどう乗るか? そして日本のビルダーはどう仕上げるか!?

今後登場する日本生まれのキャンピングカー仕様のデュカトに注目だ。

籠島康弘=文

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