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2023.01.09

ファッション

発売前の新作ダウンもリーク!「モンクレール」2023年の注目ダウン2選



「ザ・ベストダウン 2022」とは……

2022年に70周年を迎え、NYやロンドン、東京などでアニバーサリーイベントを大成功に終えたモンクレール。

その盛況ぶりから改めて世界的ブランドであることを誇示したモンクレールから、春先まで着られる新作が到着。その詳細をどこよりも早くお届け!

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紹介してくれたのは……


坂巻凛太郎●モンクレールやジェイエムウエストンといったブランドのプロモーションを展開するステディスタディの期待の若手PR。物腰の柔らかさと落ち着いた語り口調はベテランと見紛うほど。

坂巻凛太郎●モンクレールやジェイエムウエストンといったブランドのPRを担当するステディスタディ期待の若手。物腰の柔らかさと落ち着いた語り口調はベテランと見紛うほど。


世界的アルピニストとの出会いが生んだダウン

パリやミラノで開催されるコレクションの常連でもあるモンクレール。
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ファッションシーンでの注目度が絶大なあまり忘れられがちだが、もとは1952年に設立された登山グッズブランドである。

「設立当初はスキーのポールやビンディング、テントのフレームを製造する登山ギアメーカーでした。フランス陸軍にスキービンディングを供給していたという実績もあります」。

そして、世界的アルピニストであり、アルペンスキーのワールドチャンピオンでもあったリオネル・テレイとの出会いにより、アイコニックなアイテムが誕生する。



「リオネル・テレイは、グースダウンの詰まったジャケットに可能性を感じ、モンクレールに開発を依頼。度重なる改良を加え、一着のダウンジャケットを完成させました。同時に手袋や寝袋も製作しています。モンクレールダウンは、そんなプロフェッショナルの目線によって作られたものなのです」。
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最新の一着は“カレッジカルチャー”が背景

昨今、ファッション業界では“see-now-buy-now”を取り入れるブランドが徐々に増えつつある。ファッションショーで目にしたものをすぐに購入できる仕組みのことだ。

「シロン」25万6300円/モンクレール ジャパン 0120-977-747

「シロン」25万6300円/モンクレール ジャパン 0120-977-747


「こちらは次の春夏コレクションのダウンのひとつで、12月中旬に店頭に並び始めたばかり。カレッジカルチャーをイメージソースに製作していて、それらを背景としたカラーやロゴが印象的なモデルになっています」。

モンクレールはこれまで、ロゴをデザインへ大胆に活用してきた。こちらもやはり目を引くのが通常よりひと回りもふた回りも大きく作られたフードのドローストリングスで、そこへ大胆にブランドの刺繍が施されている。




「ロゴ使いなどをみると、アウトドア出自ながらもファッションブランドであることを改めて実感します。あしらわれたロゴの書体を見れば、どこかカレッジロゴのような印象を抱きませんか?」。
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ここで素材にも注目を。



「世界の主要企業を中心に、社会・環境・経済のそれぞれの観点から持続可能性を評価するランキングが毎年、信用格付けプロバイダーのS&Pグローバルより発表されています。

これは、世界中の投資家の参考基準となっている信頼度の高いもので、そのテキスタイル・アパレル・ラグジュアリーグッズ部門でモンクレールは4年連続1位を獲得しました」。



「生地にはリサイクルナイロン、リサイクルポリエステルを採用し、そのうえ軽量ながら丈夫。表地と裏地のテクスチャーが違うのも面白いと思います」。




「表面はプレーンかつマットな質感で、織り目を変えた美光沢のリブも一般的なダウンジャケットと一線を隠す要素。スポーティすぎず、やや落ち着いた印象に仕上がっています」。



機能性やサステナビリティを担保しながら、ブランドならではの高級感も漂うこの一着。

「モンクレールの中では割とゆとりのあるシルエットになっているので、インナーにニットを重ねてもごわつきは感じさせません。ファッション的に遊べる余白をたくさん残しています」。
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