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2022.12.11

ライフ

“吊るせ”ばキャンプはラクになる! ロープ1本で手軽にできる3つのキャンプ小物ハンギング術


「Camp Gear Note」とは……

近年のキャンプ道具は、どれも軽量コンパクトなものが増えたが、その反面、キャンプサイトで小さすぎてどこに置いたのかを忘れてしまい、迷子になりやすくなったような気もする。

そんな問題の簡単&見映えもGoodな解決法が、「吊り下げる」こと。

吊り下げておけば、使いたいときにすぐ見つけられるし、地面に置いて汚したり、無くしたり、夜踏んじゃうなんてこともない。

市販のギアハンガーやデイジーチェーンを使うのも手だが、実はロープ1本あれば簡単にあれこれ吊るすことはできるし、ちょっとした玄人っぽさも。

今回は初めてでも使いやすい「ギアハンギング術」を3つお伝えしよう。

誰でもできる簡単な「プルージック」

大きすぎず、小さすぎず。これくらいの大きさが使いやすい。

大きすぎず、小さすぎず。これくらいの大きさが使いやすい。


主なぶら下げ方は2つ。メインロープに小さな輪っかを引っ掛けてループを作る方法(プルージック)と、メインロープ自体を結んでループを作る方法(バタフライノットとよろい結び)だ。

まずは、より手軽な小さな輪っかを使う方法(プルージック)を紹介しよう。

結び目を引き締めて完成。

結び目を引き締めて完成。


プルージックはとても簡単で、まず20cmほどにカットした細めのロープを輪っかにする。それをメインロープにかけて、先端を輪の中に通して締め込む。手順は以上。

カラビナをいくつか用意しておくと便利。

カラビナをいくつか用意しておくと便利。


一旦位置を決めても、結び目を緩めれば、スライドさせてメインロープ上の好きな位置に移動することができるのがポイント。

輪っかに使うロープは太いものでもいいが、メインロープの半分くらいの太さのものが使いやすいだろう。

こんな使い方もできる。

こんな使い方もできる。


また、ロープ同士の摩擦を利用して止まっているため、輪の中を通す回数を2回、3回と増やせば制動力を高めることも可能。

タープにテンションをかけるような強い力がかかる用途にも使えるので、小さなカラビナと輪っかをセットでいくつか用意しておくと、なにかと便利だ。


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