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2022.11.13

あそぶ

「キャンプ用ロープ」正しく選べてる? 自分にとって、便利で安全なロープを見極める4つの基準


「Camp Gear Note」とは……

キャンプや登山など、アウトドアで遊ぶならロープ(細引きやコード、ザイルとも呼ぶ)は必需品と言っていい。

タープやテントを張るのには必須な道具だし、ロープ1本でお手製のギアハンガーを作ったり、ギアが壊れたときにささっと応急処置ができるとかっこいい。

しかし、いざアウトドアショップに出かけてみると、いろいろな太さのロープが計り売りされていることに気がつくはず。

一体どの太さを、どのくらいの長さ用意すれば良いのだろうか。

今回はロープ購入時に考慮すべき、「4つの基準」を解説していこう。

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1:汎用性の高い太さは「2〜3mm」

サイトのどの部分に使うのかを考えてみよう。

サイトのどの部分に使うのかを考えてみよう。


まず、見た目にも違いがわかりやすい「太さ」について考えていこう。

大抵の場合、太さと強度は比例する。「強いロープがあれば何にでも使える」という考えは間違いではない。しかし、太さはしなやかさ(使いやすさと言い換えてもいいだろう)に反比例するので、細かい用途には使いづらい。

つまり、「用途に合わせて、適度な太さのロープ」を選ぶのが正解だ。

上から太さ6mm、4mm、2mm、2.4mm、1mm。

上から太さ6mm、4mm、2mm、2.4mm、1mm。


店でよく見るのは、1〜6mm径のもの。

6mmは樹間に張って大型のタープを引っ掛けるなど、かなり強い負荷がかかる場面で役立つが、嵩張るし、重たくて扱いづらいのでキャンプにはなくてもいい。極端な使い方をしないなら、太くても4mmあれば十分だろう。

もっとも出番が多いのは2〜3mm径。太さも適度で持ち運びも嵩張らず、濡れても4mmや6mmほど重くならない。ソロ用のテントやタープに使ったり、ギアハンガーを作ったりする程度なら、このくらいの太さでも十分な強度がある製品を見つけられる。

1mm径のものはアウトドアっぽいアクセサリーの素材にしたり、ギアを引っ掛ける輪っかにしたりと、ライトな用途専用と考えよう。


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