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セラミックスの進化系「セラタニウム」はふたつの異素材のおいしいところだけ

 

セラタニウムケース、41mm径、自動巻き。169万4000円/IWC 0120-05-1868


IWC/パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41・トップガン・セラタニウム
ケース製造技術にも定評があるIWCによる革新素材「セラタニウム」。焼成の過程でチタンの上にセラミックス化した層を形成し、チタンの軽量性と堅牢性、セラミックスの高硬度と耐傷性を共存させた。



また、マットブラックのユニークな色彩からIWCとパントンによって「IWC セラタニウム」という色の名が付けられた点も面白い。

これを「パイロット・ウォッチ」コレクションのトップガンモデルに採用。モノクロームの外観がクールだ。

カーボンの進化系「ノルテック」は5000Gの環境下でもお構いなし

 

ノルテック×ラバーケース、42mm径、自動巻き。76万6700円/ノルケイン(ノルケイン・ジャパン 03-6864-3876)


ノルケイン/ワイルド ワン
時計界の名仕掛け人、ジャン・クロード・ビバーが参画し、ますます勢いに乗る新興ブランドが手掛けたハイテク素材が「ノルテック」だ。

航空宇宙産業でも使用されるカーボンファイバーとバイオ由来の原料を含む高性能ポリマーマトリックスからなり、多彩な色彩表現にも対応。



初採用した新作「ワイルド ワン」では、耐衝撃性において5000Gで実施される検査もクリア。軽量にして堅牢な未来の素材として期待大だ。

※本文中における素材の略称は以下のとおり。SS=ステンレススチール、K18=18金、WG=ホワイトゴールド

小山内 隆、髙村将司、安部 毅、増山直樹、戸叶庸之=文

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