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⑤ ワールドカップ会場での食事事情と物価のハナシ

食べ物はビリヤニやカレーがメイン。もともとカタールそこまで物価は高くないのだが、外食が続くとそれなりにはなる。

ちなみにカタールの通貨は「カタールリアル」。1カタールリアルが現在は40円ほどで、円安の影響で6年前よりも10円ほど上がった印象だ。

スタジアムには、各国のメディアが食事をしたり、Wi-Fiが使えるメディアセンターがあるのだが、ここでの食事は超割高。メニューはビリヤニ、サンドイッチ、ピザ、サラダ、スープなどだが、お世辞にも美味しいとは言えない。

ワールドカップのメディアセンターで食べた四角いピザ。1200円なり。

ワールドカップのメディアセンターで食べた四角いピザ。1200円なり。


先日、ピザマルゲリータを食べたのだけれど、「チーズとソースがのっています」みたいな感じのほぼ「パン」。これで1200円ぐらいするのである。

これはあまりに、あんまりで、食べているうちに胸焼けがして、4分の1ほど残してしまった。

カタールの人はジャイアントキリングが好き⁉︎



最後にカタールのサッカー事情をひとつ。これまでの試合を見ていると、カタールの人はジャイアントキリングが好きなようだ。

弱いチームが強豪国に必死に食らいつき、少しでも勝機を見せると、俄然、弱い国の応援を始める。

もちろんドイツ戦における日本も同じで、大いに盛り上がった。日本の次の対戦はコスタリカ。FIFAランキングは日本が上だ。ローカルがどっちを応援するのか⁉︎ ちなみにその次はスペイン戦。現地の応援をしっかり味方につけて、ぜひ決勝に進んでもらいたい!

佐野美樹=写真 林田順子=文

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