▶︎すべての画像を見る 創業130周年を迎えたハミルトンを代表する時計といえば「ベンチュラ」だ。その初期モデルと同仕様の14金製ケースを纏うベンチュラが、世界130本限定で登場する。
ベンチュラは、単なる時計界の傑作ではなく、インダストリアルデザインにおいても重要なプロダクトだ。当時ハミルトンの開発チームは、10年にも及ぶ期間をかけて、世界初の電池式時計を開発した。
アメリカの著名デザイナー、リチャード・アービブがデザインしたトライアングルケースとクオーツムーブメントを搭載したベンチュラのSF的な美しさは、1957年の発売と同時に注目を集め、1961年に映画『ブルー・ハワイ』でエルヴィス・プレスリーが着用したことで一気にファッションアイコンとなった。
その特徴的なケースの素材には、現在はステンレススチールが主流となっているが、当時は14金が使われていたのである。
それを再現してしまったのが、今回のスペシャルピースなのだ。
「ベンチュラ 14K ゴールド」ラグ幅17mm、クオーツ 165万円/ハミルトン(スウォッチ グループ ジャパン 03-6254-7371)
黒いダイヤルとレザーストラップが引き立てる、イエローゴールドPVD加工の時分針、インデックス、バタフライクラスプ。落ち着いたこの輝きは、14金ならではである。
そして、オリジナルモデルへのオマージュとして特別に配された赤い秒針がベンチュラのレトロな魅力を引き立てる。
一方、反射防止加工を施したサファイアクリスタルの風防や5気圧防水性能といった最新の機能を搭載させている。
裏蓋にはハミルトンの創業時のブランドロゴをエングレービングで施し、シリアルナンバーも入っている。
世界で130本のリミテッドエディションは、ブランド創業130周年と、ベンチュラ誕生65周年という、2つのアニバーサリーがあるからこそ生まれた貴重なモデルだ。
[問い合わせ]ハミルトン / スウォッチ グループ ジャパン03-6254-7371